日本の人口と世帯

1. 人口推移

グラフ 日本の人口と世帯 人口推移

データ出所

総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数を基にGD Freak!が作成

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日本の2020年の総人口は、総務省統計局が2021年11月30日に公表した国勢調査結果によると1億2,615万人で5年前に比べ95万人減少。人口減少についてはすでに2015年国勢調査から確認されている。また、国立社会保障・人口問題研究所が2010年までの国勢調査に基づくトレンドから予測した2020年人口よりも約205万人(1.6%)多い。

だが、上記研究所のもっとも新しい「将来推計人口(2018年3月推計)」によると、今後2020年から2045年までさらに▲16.3%減少し、約10,642万人となる見込み。

また上図の赤い点線であらわした折れ線は、2010年国勢調査までの趨勢に基づき国立社会保障・人口問題研究所が2013年に公表した将来人口の推移を示している。

これを2040年について今回の最新の予測値と比較すると、その差は364万人(3.4%)多く、前回の予測よりかなり上振れしている。このとき2045年の平均年齢は、2020年の 47.7歳から3.6 歳上昇し、51.3歳となる。

なお、1人の女性が生涯に産む平均子供数を推計した合計特殊出生率は、厚生労働省の発表によると、2006年の1.26を底として2015年には1.45と少し回復の兆しが見えましたが、2016年が1.44、2017年が1.43、2018年が1.42、2019年が1.36、2020年1.33、2021年1.30、2022年1.26、2023年1.20と8年連続で低下し,2006年の最低記録を更新している。また、2023年の全国の出生数(生まれた子供の人数)は72万9367人と過去最低、まさに危機的状況。

また、厚生労働省が、2022年7月29日に公表した平成30年簡易生命表によると、2022年の日本の平均寿命(0歳児の平均余命)は、長寿化がさらに進んで男性が81.47歳、女性が87.57歳。女性の方が6年ほど長生きのようです。

一方、厚生労働省が2022年「高齢者社会白書」によると、2019年の健康寿命(日常生,活を健康上の問題がない状態でおくれる期間)は、男性が72.68歳、女性が75.38歳と推計されています。

ところで、2019年の世界の平均健康寿命は世界保健機関(WHO)の『世界保健統計』による推計では63.7歳。男性で比べれても日本人の方が健康寿命が8~9年余り長いことになります。

2019年3月28日に厚生労働省が公表した「健康寿命のあり方に関する有識者研究会」報告書によると、健康寿命を2040年までに3年以上延伸し、健康寿命を男女とも75年以上とすることを目標に掲げています。

2000年から2024年(2021年1月1日現在)までの人口動態調査に基づく住民基本台帳ベースの人口および世帯数、出生数(2023年)、人口千人当たり出生数(出生率)の動向については、グラフの15から19をご参照ください。下記の小さなグラフをクリックし拡大してご覧いただけます。

(参考表) 都道府県別の将来人口の予測(2025年~2045年)一覧

都道府県ごとの人口の予測値の一覧です。2015年は国勢調査、2025年~2045年は社人研の推計値を用いています。2045年の括弧内の数値は、2015年からの増減率です。気になる都道府県・市町村があれば、都道府県名をクリックしてください。市町村へは、都道府県のページからたどれます。
2015年には人口100万人以下の県の数は9つでしたが、2045年には倍増の18になることが予想されています。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

[単位 : 万人]

都道府県 2015年 2025年 2035年 2045年
全国 12,709 12,254 11,522 10,642 (-16.3)
北海道 538 502 455 400 (-25.6)
青森県 131 116 99 82 (-37.0)
岩手県 128 116 103 88 (-30.9)
宮城県 233 223 205 181 (-22.5)
秋田県 102 89 74 60 (-41.2)
山形県 112 102 90 77 (-31.6)
福島県 191 173 153 131 (-31.3)
茨城県 292 275 251 224 (-23.4)
栃木県 197 187 173 156 (-21.0)
群馬県 197 187 172 155 (-21.3)
埼玉県 727 720 691 652 (-10.2)
千葉県 622 612 582 546 (-12.2)
東京都 1,352 1,385 1,385 1,361 (0.7)
神奈川県 913 907 875 831 (-8.9)
新潟県 230 213 193 170 (-26.3)
富山県 107 100 91 82 (-23.3)
石川県 115 110 103 95 (-17.9)
福井県 79 74 68 61 (-21.9)
山梨県 83 76 68 60 (-28.3)
長野県 210 196 179 161 (-23.1)
岐阜県 203 190 174 156 (-23.4)
静岡県 370 351 324 294 (-20.5)
愛知県 748 746 723 690 (-7.8)
三重県 182 171 158 143 (-21.2)
滋賀県 141 139 134 126 (-10.6)
京都府 261 251 234 214 (-18.1)
大阪府 884 853 796 734 (-17.0)
兵庫県 553 531 495 453 (-18.1)
奈良県 136 126 114 100 (-26.8)
和歌山県 96 88 78 69 (-28.6)
鳥取県 57 54 49 45 (-21.8)
島根県 69 64 59 53 (-23.8)
岡山県 192 185 174 162 (-15.7)
広島県 284 276 261 243 (-14.6)
山口県 140 129 117 104 (-26.3)
徳島県 76 69 61 54 (-29.2)
香川県 98 92 85 78 (-20.5)
愛媛県 139 127 115 101 (-26.9)
高知県 73 65 58 50 (-31.6)
福岡県 510 504 484 455 (-10.7)
佐賀県 83 78 73 66 (-20.3)
長崎県 138 126 112 98 (-28.7)
熊本県 179 169 158 144 (-19.2)
大分県 117 109 100 90 (-23.1)
宮崎県 110 102 93 82 (-25.3)
鹿児島県 165 151 136 120 (-26.9)
沖縄県 143 147 147 143 (-0.4)


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更新日

2024-07-29

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