日本の人口と世帯
18. 出生数の推移(住民基本台帳ベース)
データ出所
総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
このグラフは日本における住民基本台帳に基づく年間の出生数(外国人を除く)の推移を表しています。2023年の出生数は729,367人(2022年771,801人)。前年より42,434人減少。100万人を割り込んですでに8年。90万人台を割り込んで5年。ついに70万人台の維持も危うくなっている。少子化の勢いが止まる気配が全くありません。危機感が募るばかりです。
この少子化の進展の直接的要因は、二十歳から三十歳代の若い女性の減少が続いていることに加え、1人の女性が生涯に産む平均子供数の減少(合計特殊出生率)が挙げられますが、そのマクロ的背景にはさらに、若者を取り巻く社会環境、とりわけ非正規雇用の増大、低い賃金の伸び率、教育費の値上がり、経済格差の拡大など、子育てを明らかに阻害する経済環境が横たわっていると思われます。今こそ、小手先の対策に終始して、この日本存亡の危機に座して待つのではなく、若者も安定した社会生活を営めるような社会・経済構造に変えていく抜本的対策が求められていると言えるでしょう。
(参考表) 日本の日本人住民の出生数の推移
下表は、上のグラフの作成に用いた住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(総務省)による日本の日本人住民の出生数とその対前年増加率の推移のデータです。
下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。
[単位 : 千人、 %]
年次 | 出生数 | 対前年増加率 |
---|---|---|
[千人] | [%] | |
2000年 | 1,181.3 | |
2001年 | 1,172.1 | -0.78 |
2002年 | 1,152.2 | -1.69 |
2003年 | 1,129.9 | -1.94 |
2004年 | 1,104.1 | -2.28 |
2005年 | 1,065.5 | -3.50 |
2006年 | 1,091.9 | 2.48 |
2008年 | 1,088.5 | -0.31 |
2009年 | 1,073.1 | -1.42 |
2010年 | 1,070.4 | -0.25 |
2011年 | 1,049.6 | -1.95 |
2012年 | 1,029.4 | -1.92 |
2013年 | 1,030.4 | 0.09 |
2014年 | 1,003.6 | -2.60 |
2015年 | 1,010.0 | 0.65 |
2016年 | 981.2 | -2.86 |
2017年 | 948.4 | -3.34 |
2018年 | 921 | -2.89 |
2019年 | 866.9 | -5.87 |
2020年 | 843.3 | -2.72 |
2021年 | 812.0 | -3.71 |
2022年 | 771.8 | -4.95 |
データ出所:住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(総務省)
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更新日
2024-07-29
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