日本の人口と世帯

12. 2050年の人口ピラミッド（予測）

データ出所

総務省国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所将来推計人口、総務省住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

このグラフは2050年の日本の人口構成の姿です。今後30年先までには大きな人口構造の変化が待ち受けています。人口の2.7人に1人が65歳以上、4.3人に1人が75歳以上で、高齢者(65歳以上)と生産年齢人口(15～64歳)の比率は、1対1.4となっています。つまり、若者ないし壮年または中年の1人ないし2人が1人の高齢者を支える社会となっています。

出産や子育ての中心となる若い女性に着目すると、20歳～39歳の人口は1千万人を切って約975万人で、総人口に占める割合は9.3%です。5年前の同世代の女性数に比べると7.1%の減少、また2020年からは29.3%の減少となる見込みです｡つまり、2020年より若い女性が約3割減少するわけです。

このように、2000ら2050年までピラミッドの形の変化を通してみると、私たちには想像を超えるような劇的変化が待ち受けているようです。どの子供達も幸せに育つ社会になって欲しいと切に願わざるを得ません。

(参考表) 2050年日本の人口ピラミッド(5歳階級、予測)

下表は、上のグラフの作成に用いた将来推計人口(厚生労働省社人研)による2050年の日本の性別年齢階層別の人口のデータ(予測値)です。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

男性人口女性人口男性人口比率女性人口比率

[単位 : 万人、 %]

年齢階層	男性人口	女性人口	男性人口比率	女性人口比率
	[万人]	[万人]	[%]	[%]
0～4歳	164.6	156.6	3.2	2.9
5～9歳	178.4	169.9	3.5	3.2
10～14歳	190.0	181.1	3.7	3.4
15～19歳	200.8	192.4	4.0	3.6
20～24歳	216.9	210.0	4.3	3.9
25～29歳	233.1	223.0	4.6	4.1
30～34歳	268.9	256.5	5.3	4.8
35～39歳	299.5	285.2	5.9	5.3
40～44歳	311.0	297.1	6.1	5.5
45～49歳	320.6	305.3	6.3	5.7
50～54歳	330.8	317.0	6.5	5.9
55～59歳	319.6	308.7	6.3	5.7
60～64歳	323.6	320.2	6.4	5.9
65～69歳	345.4	353.4	6.8	6.6
70～74歳	366.6	389.2	7.2	7.2
75～79歳	385.6	436.0	7.6	8.1
80～84歳	288.2	362.2	5.7	6.7
85～89歳	191.8	285.2	3.8	5.3
90～94歳	99.2	193.9	2.0	3.6
95歳～	45.8	145.2	0.9	2.7
0-14歳(再掲)	533.0	507.6	10.5	9.4
15-64歳(再掲)	2,824.7	2,715.5	55.6	50.4
65歳以上(再掲)	1,722.7	2,165.1	33.9	40.2
総計	5,080.5	5,388.2	100.0	100.0