福島県の人口と世帯
1. 人口推移
データ出所
総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
福島県の2020年の総人口は総務省統計局が2021年11月30日に公表した国勢調査結果によると183.3万人。5年前と比べると▲4.2%の減少。減少率は都道府県の中では11番目に大きい。また、国立社会保障・人口問題研究所が2015年までの国勢調査に基づくトレンドから予測した2020年人口より40,386人(2.2%)少なく、予測よりわずかに下振れしている。2015年までのトレンドから見込まれる人口減少よりわずかにテンポが速くなっている。
上記研究所のもっとも新しい「将来推計人口(2023年12月公表)」によると、今後2020年から2050年までにはさらに▲32.0%減少し、約125万人となる見込み。その人口減少率は都道府県の中で8番目。このとき2050年の平均年齢は、2020年の 49.6歳から6.8 歳上昇し、56.4歳となる。
また上図の赤い点線であらわした折れ線は、2015年国勢調査までの趨勢に基づき国立社会保障・人口問題研究所が2018年に予測した将来人口の推移を示している。
これを2045年について今回の最新の予測値(2023年12月公表)と比較すると、その差は33,831人(2.6%)多く、前回の予測よりかなり上振れしている。
なお、「平成25年~29年 人口動態保健所・市町村別統計」(厚生労働省)によると、福島県の2013年~2017年における赤ちゃんの出生数は、年平均で14,045人。人口千人当たりでは7.4人(全国平均7.9人)となり、47都道府県中32番目。同期間の1人の女性が生涯に産む平均子供数を推計した合計特殊出生率では1.56で15番目。
ちなみに、婚姻件数及び離婚件数は、それぞれ人口千人当たり4.6件(全国平均5.1件)、1.69件(全国平均1.77件)となっている。
また、2022年12月23日に厚生労働省が公表した最新の「令和2年都道府県別生命表」によれば、2020年の福島県の平均寿命(0歳児の平均余命)は、男性が全国平均よりも0.83歳短い80.60歳、女性も全国平均より0.81歳短く、86.81歳となっている。(参考:福島県の 死因構成と全国に比べた死亡リスク格差グラフ )
一方、厚生労働省が実施した「健康日本21(第二次)の総合的評価と次期健康づくり運動に向けた研究」によると、2019年の福島県の健康寿命(日常生活を健康上の問題がない状態でおくれる期間)は、男性が全国平均よりも0.4歳短い72.3歳(47都道府県中35番目)、女性も全国平均より0.0歳短く、75.4歳(47都道府県中30番目)と推計されています。9年前の2010年に比べると、全国的に健康寿命は伸びているのですが、福島県では男性が2.31歳、女性も1.28歳だけ伸びています。ところで、世界の平均健康寿命はWHOの2022年版世界保健統計によると63.7歳。男性で比べても日本人の方が健康寿命は8年余り長いことになります。
2000年から2023年(1月1日現在)までの福島県の人口動態調査に基づく住民基本台帳ベースの人口および世帯数、出生数、人口千人当たり出生数(出生率)の動向については、グラフの15から19をご参照ください。下記の小さなグラフをクリックし拡大してご覧いただけます。
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更新日
2024-07-29
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