後期高齢者(75歳以上)が支援や介護を必要となった主な原因の構成割合(2019年)

2. 女性

グラフ 後期高齢者(75歳以上)が支援や介護を必要となった主な原因の構成割合(2019年) 女性

データ出所

厚生労働省 国民生活基礎調査を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

我が国の後期高齢者(75歳以上)の女性人口は2019年1月1日時点で約1081.1万人と総人口の8.5%をしめています(人口動態調査)。
このうち要支援と認定される人は2019年2月末時点で114.3万人、要介護と認定される人が同じく293.5万人に登ります(介護保険事業状況調査)。人口比率でみると、10.6%が要支援、同じく27.1%が要介護の認定をうけ、ほぼ4割近い人が要支援または要介護状態となっています。

男性と同様に後期高齢者(75歳以上)の女性が支援や介護が必要となった主な原因を見てみましょう。後期高齢者(75歳以上)の女性の場合、最も頻度の高いのは[認知症]で21.1%を占めます。次いで、[骨折・転倒](17.0%)、[高齢による衰弱](15.4%)、[関節疾患](14.2%)、[脳血管疾患(脳卒中)](8.8%)、[心疾患(心臓病)](3.9%)、[呼吸器疾患](2.0%)、[悪性新生物(がん)](1.6%)、[パーキンソン病](1.6%)、[糖尿病](1.5%)、[脊髄損傷](1.2%)の順となっています。なお、日本の高齢者体力テスト(65歳~79歳) 日本人高齢者のADL(日常生活活動)テスト も併せてご覧になることをお勧めいたします。

(参考表) 後期高齢者(75歳以上)の女性が要支援・要介護となる主な原因(疾病・骨折・老衰等)の割合

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

[単位 : %]

原因(病名等) 後期高齢者(75歳以上)の女性(A) 後期高齢者(75歳以上)の男性(B) A-B
[%] [%] [%]
脳血管疾患(脳卒中) 9.0 20.3 -11.5
心疾患(心臓病) 4.0 7.1 -3.3
悪性新生物(がん) 2.0 3.8 -2.2
呼吸器疾患 2.0 0.0 2.0
関節疾患 14.0 5.3 8.9
認知症 21.0 16.6 4.5
パーキンソン病 2.0 2.5 -0.9
糖尿病 2.0 3.5 -2.0
視覚・聴覚障害 0.0 1.8 -1.8
骨折・転倒 17.0 6.9 10.1
脊髄損傷 1.0 1.9 -0.7
高齢による衰弱 15.0 13.0 2.4
その他 7.0 8.5 -1.3

データ出所:国民生活基礎調査(厚生労働省)
男性(女性)との比較値とは、男女間の相違を見るために「男性(女性)‐女性(男性)」として計算したものです。

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更新日

2020-08-24

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