関節疾患で支援や介護が必要となった人の日常生活の自立の状況(2019年)
1. 日常生活自立度
データ出所
厚生労働省 国民生活基礎調査を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
関節疾患が主な原因となって要介護(要支援)状態になる人は、「平成28年国民生活基礎調査」によると高齢者の要介護(要支援)認定者のうちの10.6%、特に女性の前期高齢者では16.5%をしめ、脳血管疾患に次いで2番目に多い原因となっています。また、要支援者に限ると主な原因の第1位となっています。「関節の痛み」が歩行・立ち座り・階段昇降などの日常生活動作を難しくしてしまうためです。
それでは関節疾患によって支援や介護が必要となった人の日常生活自立度の分布を、「令和元年国民生活基礎調査」の結果から見ていきましょう。上図は関節疾患による要支援・要介護者の日常生活自立度の分布をあらわしています。
最も頻度の高いのは[ランクJ]... 何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出できるで36.3%を占めます。次いで、[ランクA]... 屋内での生活はおおむね自立しているが、介助なしには外出できない(31.8%)、[ランクB]... 屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ(9.1%)、[ランクC]... 1日中ベッド上で過ごし、排せつ、食事、着替において介助を要する(3.0%)の順となっています。
続いて関節疾患が主たる原因の場合の要介護(要支援)度の分布 をご覧ください。
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更新日
2020-08-24
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