70~74歳の高齢者が支援や介護を必要となった主な原因の構成割合(2019年)
1. 男性
データ出所
厚生労働省 国民生活基礎調査を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
我が国の70~74歳の男性人口は2019年1月1日時点で約388.1万人と総人口の3%をしめています(人口動態調査)。
このうち要支援と認定される人は2019年2月末時点で6.1万人、要介護と認定される人が同じく16.4万人に登ります(介護保険事業状況調査)。人口比率でみると、1.6%が要支援、同じく4.2%が要介護の認定をうけています。70~74歳の男性が支援や介護を必要するに至った主な原因を「2019年国民生活基礎調査」の結果から見てみましょう。
70~74歳の男性の場合、最も頻度の高いのは[脳血管疾患(脳卒中)]で42.5%を占めます。次いで、[悪性新生物(がん)](7.2%)、[糖尿病](5.9%)、[呼吸器疾患](5.5%)、[パーキンソン病](4.9%)、[認知症](4.5%)、[高齢による衰弱](3.0%)、[脊髄損傷](2.5%)、[心疾患(心臓病)](2.4%)、[関節疾患](1.7%)の順となっています。なお、日本の高齢者体力テスト(65歳~79歳) や日本人高齢者のADL(日常生活活動)テスト も併せてご覧になることをお勧めいたします。
(参考表) 70~74歳の男性が要支援・要介護となる主な原因(疾病・骨折・老衰等)の割合
下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。
[単位 : %]
原因(病名等) | 70~74歳の男性(A) | 70~74歳の女性(B) | A-B |
---|---|---|---|
[%] | [%] | [%] | |
脳血管疾患(脳卒中) | 42.0 | 25.1 | 17.4 |
心疾患(心臓病) | 2.0 | 5.4 | -3.0 |
悪性新生物(がん) | 7.0 | 5.7 | 1.4 |
呼吸器疾患 | 5.0 | 0.6 | 4.9 |
関節疾患 | 2.0 | 17.8 | -16.1 |
認知症 | 5.0 | 7.0 | -2.5 |
パーキンソン病 | 5.0 | 4.2 | 0.7 |
糖尿病 | 6.0 | 5.6 | 0.3 |
視覚・聴覚障害 | 0.0 | 0.8 | -0.6 |
骨折・転倒 | 1.0 | 6.3 | -5.8 |
脊髄損傷 | 3.0 | 1.8 | 0.8 |
高齢による衰弱 | 3.0 | 1.9 | 1.0 |
その他 | 14.0 | 12.4 | 1.3 |
わからない | 0.0 | 2.4 | -1.9 |
不詳 | 5.0 | 3.1 | 1.9 |
データ出所:国民生活基礎調査(厚生労働省)
男性(女性)との比較値とは、男女間の相違を見るために「男性(女性)‐女性(男性)」として計算したものです。
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更新日
2020-08-24
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