80~84歳の高齢者が支援や介護を必要となった主な原因の構成割合(2019年)

1. 男性

グラフ 80~84歳の高齢者が支援や介護を必要となった主な原因の構成割合(2019年) 男性

データ出所

厚生労働省 国民生活基礎調査を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

我が国の80~84歳の男性人口は2019年1月1日時点で約214.7万人と総人口の1.7%をしめています(人口動態調査)。
このうち要支援と認定される人は2019年2月末時点で13.4万人、要介護と認定される人が同じく33.7万人に登ります(介護保険事業状況調査)。人口比率でみると、6.3%が要支援、同じく15.7%が要介護の認定をうけ、ほぼ5人に1人が要支援または要介護状態となっています。

80~84歳の男性が支援や介護を必要するに至った主な原因を「2019年国民生活基礎調査」の結果から見てみましょう。

80~84歳の男性の場合、最も頻度の高いのは[脳血管疾患(脳卒中)]で23.6%を占めます。次いで、[認知症](15.1%)、[骨折・転倒](7.9%)、[関節疾患](7.1%)、[心疾患(心臓病)](6.4%)、[高齢による衰弱](5.9%)、[視覚・聴覚障害](4.1%)、[呼吸器疾患](4.0%)、[悪性新生物(がん)](3.8%)、[パーキンソン病](3.7%)、[糖尿病](2.7%)、[脊髄損傷](2.4%)の順となっています。

(参考表) 80~84歳の男性が要支援・要介護となる主な原因(疾病・骨折・老衰等)の割合

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

[単位 : %]

原因(病名等) 80~84歳の男性(A) 80~84歳の女性(B) A-B
[%] [%] [%]
脳血管疾患(脳卒中) 24.0 11.9 11.7
心疾患(心臓病) 6.0 4.0 2.4
悪性新生物(がん) 4.0 3.4 0.4
呼吸器疾患 4.0 1.3 2.7
関節疾患 7.0 15.8 -8.7
認知症 15.0 18.7 -3.6
パーキンソン病 4.0 2.6 1.1
糖尿病 3.0 2.7 0.0
視覚・聴覚障害 4.0 1.6 2.6
骨折・転倒 8.0 13.2 -5.3
脊髄損傷 2.0 1.5 0.8
高齢による衰弱 6.0 8.9 -3.0
その他 10.0 11.2 -0.8
わからない 0.0 0.7 -0.5
不詳 3.0 2.5 0.1

データ出所:国民生活基礎調査(厚生労働省)
男性(女性)との比較値とは、男女間の相違を見るために「男性(女性)‐女性(男性)」として計算したものです。

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更新日

2020-08-24

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