高齢による衰弱で支援や介護が必要となった人の日常生活の自立の状況(2019年)
1. 日常生活自立度
データ出所
厚生労働省 国民生活基礎調査を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
加齢や慢性疾患に伴う筋力の衰えなどから自立した生活ができなくなるといった高齢による衰弱が主な原因となって要介護(要支援)状態になる人は、「平成28年国民生活基礎調査」によると高齢者の要介護(要支援)認定者のうちの14.3%をしめ、認知症、脳血管障害に次いで第3番目に多い原因となっています。
それでは高齢による衰弱によって支援や介護が必要となった人の日常生活自立度の分布を、「令和元年国民生活基礎調査」の結果から見ていきましょう。上図は高齢による衰弱による要支援・要介護者の日常生活自立度の分布をあらわしています。
最も頻度の高いのは[ランクA]... 屋内での生活はおおむね自立しているが、介助なしには外出できないで37.9%を占めます。次いで、[ランクJ]... 何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出できる(26.1%)、[ランクB]... 屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ(11.8%)、[ランクC]... 1日中ベッド上で過ごし、排せつ、食事、着替において介助を要する(6.7%)の順となっています。
続いて高齢による衰弱が主たる原因の場合の要介護(要支援)度の分布 をご覧ください。また、日本の高齢者体力テスト(65歳~79歳) や日本人高齢者のADL(日常生活活動)テスト も併せてご覧になることをお勧めいたします。
メタ情報/グラフタイトル一覧
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更新日
2020-08-24
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