65~69歳の高齢者が支援や介護を必要となった主な原因の構成割合(2019年)

1. 男性

グラフ 65~69歳の高齢者が支援や介護を必要となった主な原因の構成割合(2019年) 男性

データ出所

厚生労働省 国民生活基礎調査を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

我が国の65~69歳の男性人口は2019年1月1日時点で約444万人と総人口の3.5%をしめています(人口動態調査)。
このうち要支援と認定される人は2019年2月末時点で3.9万人、要介護と認定される人が同じく10.2万人に登ります(介護保険事業状況調査)。人口比率でみると、0.9%が要支援、同じく2.3%が要介護の認定をうけています。

65~69歳の男性が支援や介護を必要するに至った主な原因を「2019年国民生活基礎調査」の結果から見てみましょう。

65~69歳の男性の場合、最も頻度の高いのは[脳血管疾患(脳卒中)]で48.1%を占めます。次いで、[糖尿病](9.2%)、[パーキンソン病](7.7%)、[脊髄損傷](5.3%)、[高齢による衰弱](3.4%)、[悪性新生物(がん)](2.7%)、[認知症](2.6%)、[心疾患(心臓病)](1.5%)、[関節疾患](1.3%)、[視覚・聴覚障害](1.3%)の順となっています。なお、日本の高齢者体力テスト(65歳~79歳) 日本人高齢者のADL(日常生活活動)テスト も併せてご覧になることをお勧めいたします。

(参考表) 65~69歳の男性が要支援・要介護となる主な原因(疾病・骨折・老衰等)の割合

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

[単位 : %]

原因(病名等) 65~69歳の男性(A) 65~69歳の女性(B) A-B
[%] [%] [%]
脳血管疾患(脳卒中) 48.0 30.7 17.4
心疾患(心臓病) 2.0 0.4 1.1
悪性新生物(がん) 3.0 4.3 -1.7
呼吸器疾患 0.0 0.9 -0.9
関節疾患 1.0 6.4 -5.1
認知症 3.0 6.2 -3.6
パーキンソン病 8.0 4.5 3.2
糖尿病 9.0 2.4 6.8
視覚・聴覚障害 1.0 0.0 1.3
骨折・転倒 1.0 19.8 -19.0
脊髄損傷 5.0 1.0 4.3
高齢による衰弱 3.0 0.3 3.1
その他 12.0 22.2 -10.1
わからない 3.0 0.0 3.1
不詳 1.0 0.7 0.3

データ出所:国民生活基礎調査(厚生労働省)
男性(女性)との比較値とは、男女間の相違を見るために「男性(女性)‐女性(男性)」として計算したものです。

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更新日

2020-08-24

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