75～79歳の高齢者が支援や介護を必要となった主な原因の構成割合(2019年)
1. 男性
データ出所
厚生労働省 国民生活基礎調査を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
我が国の75～79歳の男性人口は2019年1月1日時点で約309.8万人と総人口の2.4%をしめています（人口動態調査）。
このうち要支援と認定される人は2019年2月末時点で9.6万人、要介護と認定される人が同じく24.8万人に登ります（介護保険事業状況調査）。人口比率でみると、3.1%が要支援、同じく8％が要介護の認定をうけ、1割を超える人が要支援または要介護状態となっています。75～79歳の男性が支援や介護を必要するに至った主な原因を「2019年国民生活基礎調査」の結果から見てみましょう。
75～79歳の男性の場合、最も頻度の高いのは[脳血管疾患(脳卒中)]で34.6%を占めます。次いで、[認知症](9.7%)、[呼吸器疾患](7.0%)、[心疾患(心臓病)](6.7%)、[悪性新生物(がん)](6.3%)、[糖尿病](5.0%)、[骨折・転倒](5.0%)、[パーキンソン病](3.6%)、[脊髄損傷](3.2%)、[高齢による衰弱](1.9%)、[関節疾患](1.8%)の順となっています。なお、日本の高齢者体力テスト(65歳～79歳） や日本人高齢者のADL（日常生活活動）テスト も併せてご覧になることをお勧めいたします。
(参考表) 75～79歳の男性が要支援・要介護となる主な原因(疾病・骨折・老衰等)の割合
下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。
[単位 : %]
| 原因(病名等) | 75～79歳の男性(A) | 75～79歳の女性(B) | A-B |
|---|---|---|---|
| [%] | [%] | [%] | |
| 脳血管疾患(脳卒中) | 35.0 | 14.0 | 20.5 |
| 心疾患(心臓病) | 7.0 | 4.1 | 2.6 |
| 悪性新生物(がん) | 6.0 | 2.5 | 3.8 |
| 呼吸器疾患 | 7.0 | 2.0 | 5.1 |
| 関節疾患 | 2.0 | 17.3 | -15.5 |
| 認知症 | 10.0 | 13.9 | -4.2 |
| パーキンソン病 | 4.0 | 3.5 | 0.0 |
| 糖尿病 | 5.0 | 3.0 | 2.1 |
| 視覚・聴覚障害 | 0.0 | 2.2 | -1.9 |
| 骨折・転倒 | 5.0 | 13.5 | -8.5 |
| 脊髄損傷 | 3.0 | 2.4 | 0.8 |
| 高齢による衰弱 | 2.0 | 5.5 | -3.6 |
| その他 | 10.0 | 11.5 | -1.5 |
| わからない | 1.0 | 1.5 | -0.8 |
| 不詳 | 4.0 | 3.1 | 1.2 |
データ出所:国民生活基礎調査(厚生労働省)
男性（女性）との比較値とは、男女間の相違を見るために「男性（女性）‐女性（男性）」として計算したものです。
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更新日
2020-08-24
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