90歳以上の高齢者が支援や介護を必要となった主な原因の構成割合(2019年)
1. 男性

データ出所
厚生労働省 国民生活基礎調査を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
我が国の90歳以上の男性人口は2019年1月1日時点で約52.4万人と総人口の0.4%をしめています(人口動態調査)。
このうち要支援と認定される人は2019年2月末時点で7.5万人、要介護と認定される人が同じく25.9万人に登ります(介護保険事業状況調査)。人口比率でみると、14.4%が要支援、同じく49.4%が要介護の認定をうけ、約3人中2人が要支援または要介護状態となっています。90歳以上の男性が支援や介護を必要するに至った主な原因を「2019年国民生活基礎調査」の結果から見てみましょう。
90歳以上の男性の場合、最も頻度の高いのは[高齢による衰弱]で32.5%を占めます。次いで、[認知症](20.4%)、[骨折・転倒](9.6%)、[脳血管疾患(脳卒中)](9.1%)、[心疾患(心臓病)](6.8%)、[関節疾患](4.8%)、[呼吸器疾患](3.1%)、[糖尿病](2.8%)、[視覚・聴覚障害](1.6%)、[悪性新生物(がん)](1.4%)、[脊髄損傷](1.1%)の順となっています。
(参考表) 90歳以上の男性が要支援・要介護となる主な原因(疾病・骨折・老衰等)の割合
下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。
[単位 : %]
原因(病名等) | 90歳以上の男性(A) | 90歳以上の女性(B) | A-B |
---|---|---|---|
[%] | [%] | [%] | |
脳血管疾患(脳卒中) | 9.0 | 5.9 | 3.1 |
心疾患(心臓病) | 7.0 | 2.9 | 3.9 |
悪性新生物(がん) | 1.0 | 0.8 | 0.7 |
呼吸器疾患 | 3.0 | 2.3 | 0.7 |
関節疾患 | 5.0 | 7.4 | -2.6 |
認知症 | 20.0 | 24.8 | -4.5 |
パーキンソン病 | 0.0 | 0.2 | 0.2 |
糖尿病 | 3.0 | 0.6 | 2.2 |
視覚・聴覚障害 | 2.0 | 1.6 | 0.0 |
骨折・転倒 | 10.0 | 21.1 | -11.6 |
脊髄損傷 | 1.0 | 0.2 | 0.9 |
高齢による衰弱 | 32.0 | 27.0 | 5.5 |
その他 | 4.0 | 3.0 | 1.4 |
わからない | 1.0 | 0.7 | 0.3 |
不詳 | 1.0 | 1.4 | -0.4 |
データ出所:国民生活基礎調査(厚生労働省)
男性(女性)との比較値とは、男女間の相違を見るために「男性(女性)‐女性(男性)」として計算したものです。
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更新日
2020-08-24
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