中学生・高校生・大学生女子の1000m持久走のタイム 年齢・学年別の平均値と5段階評価
データ出所
文部科学省 体力・運動能力調査を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
このグラフは2023年の各年齢層の女性の平均的「持久走(1000m)」能力の範囲を偏差値45と偏差値55の2本の折線の幅であらわしています。
令和6年10月13日に文部科学省が公表した「令和5年度体力・運動能力調査」によると、女性の持久走のピークは14歳で平均4分49.1秒。年齢が増すにつれ能力は低下し、60~64歳では14歳の割ほどの速度しかない。
また、中学生と高校生の女性について、1000m持久走の平均タイムをみると、中学1年生(12歳)が5分4.56秒、高校1年生(15歳)が5分8.7秒、高校3年生(17歳)が4分56.4秒で、中学1年から3年生までに15.4秒早くなり、高校1年から3年生までに12.4秒早くなります。
このように1500m持久走の平均タイムは、中学生の間に5.06%に、高校生の間に4.01%縮まり、早くなります。
持久走テストは有酸素運動の持久能力(全身持久力)の評価を目的としています。女子は1000m走のタイムで測ります。br/>
あなたの1000m持久走のタイムが上図の2本で挟まれた間にあれば、年齢に対して普通の全身持久力、それより上なら、やや優れているか、かなり優れている、反対ならその逆となります。ここで「普通」というのは、タイムを5段階評価した中位の範囲(偏差値45~55)を意味しており、約4割の人が該当すると思われます。
下表は持久走能力について、年齢階層ごとに5段階評価した場合の値です。おおむね「優る」は偏差値65以上、「やや優る」は偏差値55以上~65未満といったようにわけています。ご参照ください。
あなたの持久走の偏差値を計算してみよう!
(参考表) 2023年 中学生、高校生、大学生女子の1000m持久走の5段階評価値
下表はGD Freakが平均値、標準偏差のデータをもとに計算した女性の持久走の年齢別の5段階評価の一覧です。
下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。
[単位 : 秒]
年齢・ 学年 |
平均値 | 優れている | やや優れている | 普通 | やや劣っている | 劣っている |
---|---|---|---|---|---|---|
[秒] | [秒] | [秒] | [秒] | [秒] | [秒] | |
12歳 中学1年 |
304.56 | 245以下 | 246~283 | 284~324 | 325~363 | 364以上 |
13歳 中学2年 |
292.56 | 230以下 | 231~270 | 271~313 | 314~354 | 355以上 |
14歳 中学3年 |
289.14 | 230以下 | 231~268 | 269~308 | 309~347 | 348以上 |
15歳 高校1年 |
308.74 | 245以下 | 246~286 | 287~329 | 330~372 | 373以上 |
16歳 高校2年 |
300.55 | 240以下 | 241~279 | 280~320 | 321~360 | 361以上 |
17歳 高校3年 |
296.36 | 231以下 | 232~273 | 274~318 | 319~361 | 362以上 |
18歳 大学1年 |
324.54 | 262以下 | 263~302 | 303~345 | 346~386 | 387以上 |
19歳 大学2年 |
323.37 | 260以下 | 261~301 | 302~344 | 345~386 | 387以上 |
「優れている」…偏差値65以上
「やや優れている」…偏差値55~65未満
「平均的」…偏差値45~55未満
「やや劣っている」…偏差値35~45未満
「劣っている」…偏差値35未満
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更新日
2024-10-18
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