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四半期別GDP速報 グラフポータル by GD Freak!

GD Freak!の四半期別GDP速報のグラフ閲覧ポータルです。四半期別GDP速報では、四半期ごとのGDP(国内総生産)とその支出側の構成要素である家計支出、投資、輸出入等の時系列データが公表されます。GD Freak!では、わかりやすいグラフと簡潔なコメントにより、誰でも一国経済の動向を捉えることができるようにしています。利用者の方々がグラフやデータから何かを発見したり、気づきを得られれば幸いです。

 概要

四半期別GDP速報は、日本全体のマクロ経済の状況を明らかにする国民経済計算(SNA)のうち、GDPの支出系列及び雇用者報酬について毎四半期毎に公表し、景気判断等を行うための基礎資料です。公表される四半期データ(1994年第1四半期~直近年期)は、原系列、季節調整済系列のGDP、民間最終消費支出、民間企業設備、財貨・サービスの輸出入等の名目値、実質値、増加率、寄与度となります。また、四半期と同じ系列の暦年、年度のデータが公表されます。

 データ出所

  • 内閣府国民経済計算部「四半期別GDP速報」

 更新予定

GD Freak!では内閣府から公表あり次第、グラフやファイルを速やかに更新します。

  • 当該四半期終了後から1ヶ月と2週間程度後に1次速報、さらにその約1ヶ月後に2次速報が公表される。

 グラフ・データの更新日

  • 2021年4-6月期2次速報 更新日:2021年9月8日

 どんなグラフが見られますか?

次のようなグラフを閲覧することができます。

例1.名目GDP、実質GDP、GDPデフレーターの推移(暦年ベース)

名目GDP、実質GDP、GDPデフレーターの推移(暦年ベース)

1994年からの名目GDP、実質GDP、GDPデフレータの推移を確認できます。上記のグラフはこちらからご覧頂けます。

例2.名目GDP前期比成長率(季節調整系列)の要因分解(価格要因と数量要因)

名目GDP前期比成長率(季節調整系列)の要因分解(価格要因と数量要因)

直近の13~16期の名目GDPの変動要因を数量要因と価格要因に分解したグラフです。他のサイトでは見られないユニークなチャートです。上記のグラフはこちらからご覧頂けます。

 GDP及び関連系列のグラフへのリンク

暦年のグラフを見る場合は下記の●グラフ名を、四半期の場合は季調済系列、原系列のボタンをクリックまたはタップしてください。グラフへ移動します。

暦年グラフ

  • GDP
  • 国内家計最終消費支出
  • 総固定資本形成
  • 輸出入
  • 雇用者報酬
  • 四半期グラフ

  • GDP
  • 国内家計最終消費支出
  • 総固定資本形成
  • 輸出入
  • 雇用者報酬
  •  GDPとは何?

    • GDPは国内で創出された付加価値の合計!
    • GDPとは何なのでしょう?社会人であれば、GDPという言葉を誰しも見聞きしたことがあるでしょう。GDPは、英語のGross Domestic Productの略語であり、 日本語では国内総生産といいます。厳密な説明をすると無駄に長くなってしまいますので、ここでは、なるべく簡単な説明を試みます。

      ざっくり言うとGDPとは粗利のことです。 たとえば、AとBという原材料をそれぞれ100円、200円で仕入れて、それを加工してCという製品を作ったとしましょう。 そして、この製品(商品)Cを600円で売ったとしましょう。このとき、粗利は、600円(Cの販売価格)-100円(原材料Aの仕入額)-200円(原材料Bの仕入額)=300円となります。また、この粗利300円は、 もともと100円と200円で仕入れたものを生産者が加工し、それを購入者が600円の対価を支払うことにより発生した価値なので、「付加価値」と言われます。つまり、生産者は、原材料を加工することにより新たに300円という付加価値を創造したことになります。

      そして、生産者が得たこの付加価値300円が従業員の給料、企業の利益、税金等へ分配されることになります。

    • GDP=付加価値=最終需要!
    • 上記では、粗利=売上-原材料、つまり物やサービスをどう作るか(生産プロセス)、という視点から付加価値(GDP)を説明しました。次に少し見方を変えて、生産した物やサービスを 誰に販売するのか(販売プロセス)、ということを考えてみましょう。もし、野菜を作る農家であれば、小売店を通じて野菜を費者に販売することもあるでしょうし、レストランやお弁当屋に販売することもあるでしょう。 また、電子部品を作るメーカーであれば、その部品を調達して製品をつくる別の製造業者に販売することもあるでしょうし、海外の生産者に販売することもあるでしょう。

      今挙げた例のうち、農家が野菜をレストランやお弁当屋に販売することや電子部品のメーカーが別のメーカーに部品を販売するのは「原材料」を供給することである ことを覚えておいてください。次に「売上-原材料=粗利」の式のうち「売上-原材料」の意味を考えてみましょう。 先ほどは、この式をある企業の生産工程に当てはめて粗利(付加価値)を説明しました。今度は、「売上-原材料=?」の「?」の部分の意味を考える際に、誰に販売するのか、という視点で考えてみましょう。そうすると、「?」の部分は「その商品を原材料ではなく、最終的に消費・所有する人や企業へ販売した金額」ということになります。これを野菜と電子部品の例で言うと、野菜を小売店で販売することや電子部品メーカーが海外に販売することに相当します。つまり、国内にある企業の売上は、「国内にある企業へ原材料として販売した額」と「原材料としてではなく、物やサービスを最終的に消費・所有する人・企業・政府へ販売した金額」 の2種類から成っているということです。 この「原材料としてではなく、物やサービスを最終的に消費・所有する人・企業・政府へ販売した金額」のことをマクロ経済学では「最終需要」といいます。

      ここまでをまとめると、「付加価値=売上-原材料」、「売上=原材料+最終需要」となるので「付加価値=最終需要」が成立することになります。最終需要を大別すると、家計の消費需要、企業・政府の設備投資需要、政府の消費需要、海外需要ということになります。

     グラフ作成に用いた計算式

    グラフの作成に用いた計算式はPDFファイルにまとめてあります。こちらから確認してください。

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