日本のGDP(暦年系列)

4. 実質GDP成長率に対する寄与度(需要項目別)

グラフ年次日本のGDP(暦年系列) 実質GDP成長率に対する寄与度(需要項目別)

データ出所

内閣府四半期別GDP速報を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

このグラフは、実質GDPの増減がどの需要項目の増減によるものかを時系列で表しています。

2024年の実質GDP成長率は0.1%。主因は輸出の増加。成長に対する寄与度は、輸出が0.2ポイント、政府最終消費支出が0.2ポイント、民間企業設備が0.2ポイントとそれぞれ増加要因となる一方、輸入が▲0.3ポイント、民間住宅が▲0.1ポイント、公的固定資本形成が▲0.1ポイント、在庫品増加が▲0.1ポイントで減少要因。※輸入は控除項目です。したがって、輸入数量の増加は、実質GDPを減少させます。

(参考表) 実質GDP成長率に対する寄与度(需要項目別)のデータ

輸入から民間最終消費支出までの需要項目の合計が実質GDP成長率になります。どの需要項目が実質GDP成長率に影響を与えたのかを確認しておきましょう。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

実質GDP成長率輸入輸出在庫品増加公的固定資本形成政府最終消費支出民間企業設備民間住宅民間最終消費支出

年	実質GDP成長率	輸入	輸出	在庫品増加	公的固定資本形成	政府最終消費支出	民間企業設備	民間住宅	民間最終消費支出
1995	2.6	-0.9	0.4	0.3	0.0	0.6	1.2	-0.3	1.3
1996	3.1	-0.9	0.4	0.1	0.5	0.4	1.0	0.6	1.0
1997	1.0	0.0	1.0	0.1	-0.6	0.2	0.6	-0.6	0.3
1998	-1.3	0.6	-0.3	-0.2	-0.3	0.2	-0.2	-0.7	-0.3
1999	-0.3	-0.3	0.2	-1.0	0.5	0.6	-0.8	0.0	0.6
2000	2.8	-0.8	1.3	0.6	-0.8	0.6	0.9	0.1	0.8
2001	0.4	-0.1	-0.7	0.1	-0.3	0.4	0.0	-0.2	1.1
2002	0.0	-0.1	0.8	-0.4	-0.3	0.3	-0.9	-0.1	0.7
2003	1.5	-0.3	1.0	0.3	-0.5	0.3	0.3	0.0	0.3
2004	2.2	-0.8	1.6	0.4	-0.6	0.2	0.5	0.1	0.7
2005	1.8	-0.6	0.9	-0.2	-0.5	0.1	1.2	0.0	0.8
2006	1.4	-0.6	1.4	-0.1	-0.3	0.0	0.3	0.0	0.5
2007	1.5	-0.3	1.4	0.3	-0.3	0.3	0.1	-0.4	0.4
2008	-1.2	-0.1	0.3	0.2	-0.2	0.0	-0.5	-0.3	-0.6
2009	-5.7	2.6	-4.0	-1.6	0.3	0.4	-2.1	-0.7	-0.5
2010	4.1	-1.4	3.1	1.0	-0.1	0.4	-0.1	0.0	1.3
2011	0.0	-0.8	0.0	0.2	-0.3	0.4	0.6	0.2	-0.3
2012	1.4	-0.8	0.0	0.1	0.1	0.3	0.5	0.1	1.2
2013	2.0	-0.5	0.1	-0.4	0.3	0.3	0.4	0.3	1.5
2014	0.3	-1.5	1.5	0.1	0.1	0.2	0.6	-0.1	-0.5
2015	1.6	-0.1	0.6	0.3	-0.2	0.4	0.8	0.0	-0.1
2016	0.8	0.2	0.3	-0.1	0.1	0.3	0.0	0.1	-0.2
2017	1.7	-0.5	1.1	0.1	0.0	0.0	0.4	0.0	0.6
2018	0.6	-0.6	0.7	0.2	0.0	0.2	0.4	-0.3	0.1
2019	-0.4	-0.2	-0.3	-0.1	0.1	0.4	-0.1	0.2	-0.3
2020	-4.2	1.2	-2.0	-0.5	0.2	0.5	-0.8	-0.3	-2.4
2021	2.7	-0.8	1.8	0.4	-0.1	0.7	0.3	0.0	0.4
2022	0.9	-1.5	1.0	0.2	-0.5	0.3	0.4	-0.1	1.1
2023	1.5	0.4	0.6	-0.3	0.1	-0.1	0.3	0.1	0.5
2024	0.1	-0.3	0.2	-0.1	-0.1	0.2	0.2	-0.1	0.0