85~89歳の高齢者が支援や介護を必要となった主な原因の構成割合(2019年)
2. 女性
データ出所
厚生労働省 国民生活基礎調査を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
我が国の85~89歳の女性人口は2019年1月1日時点で約225.2万人と総人口の1.8%をしめています(人口動態調査)。
このうち要支援と認定される人は2019年2月末時点で36.6万人、要介護と認定される人が同じく89.4万人に登ります(介護保険事業状況調査)。人口比率でみると、16.3%が要支援、同じく39.7%が要介護の認定をうけ、半数以上の人が要支援または要介護状態となっています。男性と同様に85~89歳の女性が支援や介護が必要となった主な原因を見てみましょう。85~89歳の女性の場合、最も頻度の高いのは[認知症]で22.3%を占めます。次いで、[関節疾患](18.7%)、[骨折・転倒](17.3%)、[高齢による衰弱](12.9%)、[脳血管疾患(脳卒中)](7.0%)、[心疾患(心臓病)](4.6%)、[呼吸器疾患](2.2%)、[パーキンソン病](1.4%)、[脊髄損傷](1.3%)の順となっています。
(参考表) 85~89歳の女性が要支援・要介護となる主な原因(疾病・骨折・老衰等)の割合
下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。
[単位 : %]
原因(病名等) | 85~89歳の女性(A) | 85~89歳の男性(B) | A-B |
---|---|---|---|
[%] | [%] | [%] | |
脳血管疾患(脳卒中) | 7.0 | 12.5 | -5.5 |
心疾患(心臓病) | 5.0 | 8.6 | -4.0 |
悪性新生物(がん) | 1.0 | 3.5 | -2.9 |
呼吸器疾患 | 2.0 | 4.4 | -2.2 |
関節疾患 | 19.0 | 6.6 | 12.1 |
認知症 | 22.0 | 21.6 | 0.8 |
パーキンソン病 | 1.0 | 1.6 | -0.2 |
糖尿病 | 1.0 | 3.5 | -2.5 |
視覚・聴覚障害 | 1.0 | 0.8 | -0.2 |
骨折・転倒 | 17.0 | 5.3 | 12.0 |
脊髄損傷 | 1.0 | 0.9 | 0.5 |
高齢による衰弱 | 13.0 | 15.8 | -2.9 |
その他 | 7.0 | 8.1 | -1.4 |
わからない | 1.0 | 3.2 | -2.0 |
不詳 | 2.0 | 3.4 | -1.4 |
データ出所:国民生活基礎調査(厚生労働省)
男性(女性)との比較値とは、男女間の相違を見るために「男性(女性)‐女性(男性)」として計算したものです。
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更新日
2020-08-24
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