近畿地方の建築物着工の推移

4. 近畿地方の居住用建築物の工事費予定額

データ出所

国土交通省建築物着工統計を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年10月の近畿における居住用建築物の工事費予定額は2,883.5億円。先月からは27.8%増加。増加したのは3ヶ月連続。また昨年の同じ10月との比較では41.1%多い。同じ月で比べて過去2年に上回るのは3ケ月連続、昨年または一昨年の同じ季節に比べると、このところかなり高い水準が続いている。

各月の過去5年間(2020年～2024年)の平均値の推移(グラフ中の破線)をみると、近畿における居住用建築物の工事費予定額が最も多いのは4月で最も少ない1月に比べ4割ほど多い。10月は4月に比較的近く、12ヶ月の中では3番目に多い方。10月から向こう１～2ケ月先の動きをみると、11月～12月の近畿における居住用建築物の工事費予定額は10月よりも減少ぎみで推移している。具体的には、11月が10月から約8.0%減少。12月は11月よりも5%ほど減少している。

(参考表) 近畿地方の居住用建築物の工事費予定額

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年 2024年 2025年過去5年平均

[単位 : 億円]

期間	2023年	2024年	2025年	過去5年平均
1月	1,816	1,582	1,833	1,537
2月	1,915	1,628	2,174	1,747
3月	2,053	1,966	2,928	1,970
4月	1,822	2,758	1,836	2,114
5月	1,920	2,339	1,670	1,790
6月	2,132	2,059	1,897	1,918
7月	1,852	1,977	1,808	1,922
8月	1,822	1,809	2,072	1,819
9月	2,215	2,184	2,257	2,083
10月	2,059	2,044	2,883	2,030
11月	1,807	2,032	0	1,868
12月	1,737	2,051	0	1,772