都道府県別の女性の全死因による標準化死亡比とリスクランキング

グラフ年次都道府県別の死亡リスク格差女性の全死因の標準化死亡比 (2015年～2019年)

データ出所

厚生労働省人口動態保健所・市町村別統計を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

上のグラフは、各都道府県の女性について全死因の標準化死亡比を偏差値によって7階級にランク付けし、日本地図上に色分けして表したものです。標準化死亡比が100を上回るほど、全国平均よりも死亡リスクが高いことを意味しています。

各都道府県の標準化死亡比をみると、都道府県の中では青森県が最も高く110.8でワーストワン。次いで高い方から2位が栃木県(108.1)、3位が和歌山県(107.5)、4位が茨城県(106.3)、5位が福島県(106.2)。

一方、低い方から数えると、沖縄県が90.5でベストワン。次いで低い順に長野県(93.8)、島根県(94.3)、熊本県(94.5)、鳥取県(95.3)。

各都道府県の数値と順位については、下表をご覧ください。

(参考表) 都道府県別の日本人女性の死亡原因の合計の標準化死亡比(2015年～2019年)と高リスクのランキング

下表は、上のグラフの作成に用いた人口動態保健所・市町村別統計(厚生労働省)による2015年～2019年の都道府県別の日本人女性の死亡者数、標準化死亡比(ベイズ推定)、高リスクランキング(標準化死亡比による順位)のデータです。都道府県別のデータを確認したい場合は、都道府県名をクリックまたはタップしてください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

死亡者数[人] 標準化死亡比[全国平均=100] 高リスクランキング[位]

[単位 : 人、全国平均=100、位(47都道府県中)]

都道府県	死亡者数[人]	標準化死亡比 [全国平均=100]	高リスクランキング[位]
全国計	3,346,234	100	-
北海道	157,791	98.856	26
青森県	43,933	110.841	1
岩手県	41,844	102.583	13
宮城県	59,289	98.967	24
秋田県	37,256	105.474	6
山形県	37,119	102.478	14
福島県	60,877	106.177	5
茨城県	81,364	106.328	4
栃木県	54,217	108.125	2
群馬県	56,805	102.878	11
埼玉県	170,919	104.201	7
千葉県	151,034	100.874	17
東京都	298,136	97.390	33
神奈川県	205,797	96.961	37
新潟県	71,810	98.174	30
富山県	32,352	96.530	40
石川県	30,808	98.183	29
福井県	22,600	96.707	38
山梨県	24,418	97.375	34
長野県	62,355	93.804	46
岐阜県	57,120	102.466	15
静岡県	102,319	99.609	22
愛知県	171,056	102.864	12
三重県	51,084	103.418	9
滋賀県	32,105	96.461	41
京都府	65,004	97.148	35
大阪府	224,025	103.565	8
兵庫県	142,100	100.255	19
奈良県	35,806	98.895	25
和歌山県	31,529	107.540	3
鳥取県	18,138	95.257	43
島根県	23,314	94.286	45
岡山県	53,935	95.877	42
広島県	75,374	96.675	39
山口県	45,566	100.553	18
徳島県	24,865	103.349	10
香川県	29,324	98.692	28
愛媛県	44,088	101.590	16
高知県	24,658	98.796	27
福岡県	126,664	97.789	31
佐賀県	23,720	99.095	23
長崎県	41,914	100.053	20
熊本県	50,729	94.458	44
大分県	34,873	96.985	36
宮崎県	33,305	97.641	32
鹿児島県	52,367	99.662	21
沖縄県	30,528	90.512	47

データ出所:人口動態保健所・市町村別統計(厚生労働省)
・死亡者数は2015年～2019年の日本に居住する日本人の合計値。
・標準化死亡比は、都道府県、市区町村の年齢別人口構成に全国平均の死亡率を乗じて期待死亡数を計算し、その人数に対する実際の死亡数を100分率で表したものです。ただし、ここでの標準化死亡比はベイズ推定により計測したもの。
・標準化死亡率の高低は平均寿命とは何の関係もありませんし、その数値が高くてもその死亡原因で早死にすることを意味しません。