甘味果実酒の消費量

1. 甘味果実酒の成人1人当たり1ヶ月の消費量（2019年度）

グラフ年次甘味果実酒の消費量甘味果実酒の成人1人当たり1ヶ月の消費量（2019年度）

データ出所

国税庁酒税課税状況表を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

甘味果実酒は日本独特の酒税上の分類です。甘味果実酒は果実酒の発酵途中で糖類や色素、ブランデーなどの蒸留酒を添加（混和割合：酒のアルコール分の90％以下）し、アルコール度15度以上に高めた酒で、シェリー、ポートワイン、マデイラなどのアルコール強化ワインやスィートワイン、ベルモットなどがこれに該当します。

国税庁の「酒税課税状況表」を基に計算すると、2019年度の甘味果実酒の成人1人当たり1ヶ月の消費量都道府県の中では島根が最も多く25.90mlで第1位。次いで多い方から2位が東京(16.40ml)、3位が山梨(13.60ml)、4位が滋賀(13.20ml)、5位が京都(12.30ml)。

一方、少ない方から数えると、茨城が3.70mlで第1位。次いで少ない順に鹿児島(3.80ml)、埼玉(4.10ml)、富山(4.20ml)、奈良(4.30ml)。

各都道府県の数値と順位については、下表をご覧ください。

(参考表) 2019年度都道府県別の甘味果実酒の人口(20歳以上)一人あたりの消費量(1ケ月)とランキング

この表は、2019年度における甘味果実酒の人口(20歳以上)一人あたりの消費量(1ケ月)を都道府県別に一覧にしたものです。また、その消費量を多い順に見たときのランキングと全国平均の消費量を100としたときの各都道府県の消費量を指数で表したデータも掲載しています。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

消費量順位指数

[単位 : ml、順位、全国平均=100]

都道府県	消費量	順位	指数
	[ml/人]	[位]	[全国=100]
全国	7.7		100.0
北海道	7.6	11	98.7
青森	6.0	20	77.9
岩手	4.9	34	63.6
宮城	6.5	16	84.4
秋田	5.6	27	72.7
山形	5.8	25	75.3
福島	4.8	36	62.3
茨城	3.7	47	48.1
栃木	4.8	36	62.3
群馬	4.4	40	57.1
埼玉	4.1	45	53.2
千葉	5.4	28	70.1
東京	16.4	2	213.0
神奈川	5.9	23	76.6
新潟	5.0	30	64.9
富山	4.2	44	54.5
石川	8.1	10	105.2
福井	4.9	34	63.6
山梨	13.6	3	176.6
長野	7.0	14	90.9
岐阜	4.8	36	62.3
静岡	6.5	16	84.4
愛知	7.4	12	96.1
三重	5.7	26	74.0
滋賀	13.2	4	171.4
京都	12.3	6	159.7
大阪	10.8	7	140.3
兵庫	8.3	9	107.8
奈良	4.3	42	55.8
和歌山	5.0	30	64.9
鳥取	5.9	23	76.6
島根	25.9	1	336.4
岡山	5.2	29	67.5
広島	7.3	13	94.8
山口	5.0	30	64.9
徳島	8.6	8	111.7
香川	7.0	14	90.9
愛媛	6.4	18	83.1
高知	5.0	30	64.9
福岡	6.0	20	77.9
佐賀	4.5	39	58.4
長崎	4.4	40	57.1
熊本	4.3	42	55.8
大分	6.2	19	80.5
宮崎	6.0	20	77.9
鹿児島	3.8	46	49.4
沖縄	12.6	5	163.6