東京・食肉市場の和牛_搬入枝肉_去勢の市況動向
3. 等級A5の取扱頭数の推移
データ出所
東京都中央卸売市場月報(食肉)を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
2018年8月の和牛(去勢)搬入枝肉_等級A5の取扱頭数は76頭。先月からは37.7%減少。また昨年の同じ8月との比較では52.0%多い。同じ月で比べて過去2年に上回るのは5ケ月連続、昨年または一昨年の同じ季節に比べると、このところかなり高い水準が続いている。
各月の過去5年間(2013年~2017年)の平均値の推移(グラフ中の破線)をみると、和牛(去勢)搬入枝肉_等級A5の取扱頭数は最も多い12月に比べ最も少ない1月では概ね6分の1程度。8月は12月の2割ほどの水準。8月から向こう1~2ケ月先の動きをみると、9月~10月の和牛(去勢)搬入枝肉_等級A5の取扱頭数は8月よりも増加する傾向にある。具体的には、9月が8月から約4.0%増加。10月は9月よりも26%ほど増加している。
なお、食肉格付「等級A5」は、部分肉歩留が標準より良く(歩留基準値72以上)、脂肪交雑・肉の色沢・肉の締まり及びきめ・脂肪の色沢と質の4項目の全てがかなり良いもの(5段階の一番良いクラス)であることを表しています。2016年に東京都中央卸売市場でA5と格付された頭数の割合は18.9%です。また、「部分肉」とは、「枝肉」(と畜後、内臓を除去し、頭から尾にかけて縦に2分割した骨付き肉 )を分割したロース、ヒレ等ブロック状の肉のことです。
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更新日
2018-10-01
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