奈良県の要介護（要支援）認定者数の将来予測（2024年～2050年）

2. 奈良県の要介護（要支援）者数の将来推計

グラフ年次奈良県の要介護（要支援）認定者数の将来予測（2024年～2050年）奈良県の要介護（要支援）者数の将来推計

データ出所

厚生労働省「介護保険状況調査」、社人研「将来人口予測」、総務省「人口動態統計」を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

奈良県の要介護（要支援）者数について予測すると、高齢者（65歳以上)のうち、要介護（要支援）者と認定される人数は、後期高齢化がいっそう進むとともに増加し、2024年の83,808人から2030年には113,756人でピークを迎え、今後6年では約4割(35.7% )の増加が見込まれます。

今後6年に増加する要介護（要支援）認定者数29,948人のうち、要介護3～5の重度の要介護者は 9,953人(33.2%)と3割以上を占めます。その結果、重度の要介護者の割合は、32.8%を占めるようになります。

なお、この将来予測は、「介護事業状況報告」（厚生労働省、2024年1月の月報）の第１号被保険者の都道府県別年齢別男女別要介護（要支援）認定者数及び「日本の地域別将来推計人口（2023年推計）」（社会問題人口研究所）、「人口動態統計」（総務省）を基に、GD Freak　が独自推計したものです。

この推計にあたっては、現行の要介護認定等の方法と人口に対する認定率が将来とも変化しないものと仮定しておりますが、今後の健康維持・増進への社会的取組や認定方法の変更によって、予測値は変わりうるものです。
GD Freak として、本グラフからは数値の詳細よりも大まかな傾向をつかみ、何がしかのご参考にしていただけたら幸甚です。

(参考表) 奈良県の要介護（要支援）者数の将来推計

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

実績県平均適用（推計）全国平均適用（推計）

[単位 : 人]

実績	県平均適用（推計）	全国平均適用（推計）
83,808	89,024	113,756	109,994	112,331	108,873	107,445
11,775	12,407	15,691	14,468	13,980	13,575	13,724
14,723	15,552	19,730	18,569	18,341	17,787	17,793
14,818	15,742	20,334	19,394	19,532	18,890	18,759
15,095	16,066	20,651	20,073	20,692	20,038	19,700
11,361	12,124	15,529	15,460	16,310	15,812	15,392
9,958	10,653	13,636	13,776	14,701	14,252	13,815
6,078	6,480	8,185	8,254	8,775	8,519	8,262