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都道府県及び市区町村の原因別の死亡者数、標準化死亡比、リスクランキング

GD Freak!の都道府県及び市区町村の原因別の死亡者数、標準化死亡比のグラフ閲覧ポータルです。このポータルからは、47都道府県及び全国のほとんどの市区町村における、原因別の死亡者数、死亡者構成、標準化死亡比及び標準化死亡比による都道府県、市区町村の死亡リスクランキングのグラフ・データにアクセスすることができます。利用者の方々がグラフやデータから何かを発見したり、気づきを得られれば幸いです。

 概要

GD Freakでは、人口動態保健所・市町村別統計をもとに、公表されている都道府県とほとんどすべての市区町村の男女別死亡原因別の死亡者数、死亡構成、標準化死亡比のグラフと死亡リスクランキングを作成しています。これらのグラフ・データこのページから自在にアクセスできます。

 データ出所

  • 厚生労働省「平成25年~平成29年 人口動態保健所・市町村別統計」
  • 人口動態保健所・市町村別統計では、出生、死亡、死産、婚姻及び離婚に関するデータを公表しています。ここでは、死亡に関するデータを扱います。

 更新予定

GD Freak!は、次のようにグラフを更新していきます。

  • 5年ごとに厚生労働省から公表があり次第、ファイル及びグラフを更新します。次回の更新は2024年です。

 グラフ・データの更新日

更新日 2021年1月28日

 死亡原因

死亡原因としては、次のような病気を扱います。

  • 悪性腫瘍:胃がん、大腸がん、肝がん・肝内胆管がん、気管がん・気管支がん・肺がん
  • 心疾患:急性心筋梗塞、心不全
  • 脳血管疾患:脳内出血、脳梗塞
  • その他:肺炎、肝疾患、腎不全

また、老衰、不慮の事故、自殺、その他の死因については、各都道府県、市区町村のグラフ・表の一部として取り扱います。

 標準化死亡比とは

地域ごとの死亡者数を比較する際に、人口の年齢構成による差異を捨象するために以下のように計算したものです。

  • 分子=当該地域の死亡者数
  • 分母=当該地域の各年齢階層別人口に全国平均の年齢別死亡率を乗じることにより年齢階層ごとの期待死亡数を計算し、それらを合計したもの
  • 標準化死亡比=100×分子÷分母

つまり、標準化死亡比が100であれば、期待死亡者数と実際の死亡者数が同じであり、150であれば、期待死亡者数より50%多いことを意味します。また、本統計では、地域別、死亡原因別に上記のように単純に計算した標準化死亡比とベイズ推定により計算した標準化死亡比が公表されています。GD Freak!ではベイズ推定による標準化死亡比を用いてグラフやランキングを作成しています。ベイズ推定の方法については割愛しますが、ベイズ推定を用いることにより地域の死亡者数が少ない場合(0を含む)でも、それなりに信頼度の高い標準化死亡比の計算が可能になります。

 都道府県及び市区町村のデータ表示

グフラは見なくてもいいから、死亡者数、標準化死亡比、ランキングのデータだけ確認したいという方はこちらから都道府県、市町村(東京は区も選択できます)を選択してください。セレクトボックスの下にデータ表(男性を上段、女性を下段)を表示します。死亡者数は2013年~2017年の合計値。標準化死亡比は死亡者数に対する評価値。ランキングは標準化死亡比に対するランク(1,734市区町村及び47都道府県での順位付け)で上位ほどリスクが高いことを意味する。注:日本全体、都道府県のデータを見る場合は市町村も日本、都道府県を選択してください。

 どんなグラフ・表が見られますか?

次のようなグラフ・表を閲覧することができます。

例1.都道府県マップでみる男性の肺炎の標準化死亡比(2015年~2019年)

標準化死亡比を都道府県地図の上で確認することができます。また、このグラフの下部には、都道府県ごとの死亡者数、標準化死亡比、高リスクランキングを掲載しています。

都道府県マップでみる男性の肺炎の標準化死亡比(2015年~2019年)

例2.東京都の男性の死因構成(2015年~2019年の合計)

2015年から2019年の死亡者数の合計と死亡原因別の構成比率を確認することができます。

東京都の男性の死因構成(2015年~2019年の合計)

例3.青森県 男性の全国と比べた死因別死亡リスク格差

当該地域の標準化死亡比から全国平均の100を引いた数値を死亡原因ごとに横棒グラフにしています。プラスの値が大きくなるほど、その原因で亡くなる方が多いことを意味します。逆にマイナスの値が大きくなるほどその原因で亡くなる方が少ないを意味します。

グラフ 青森県 男性の全国と比べた死因別死亡リスク格差

 男女別の日本全体の死亡原因別の死亡者数と構成割合のグラフ・表へのリンク

男性または女性のバッジをクリックまたはタップしてグラフを確認してください。

男性 女性

 死亡原因別の標準化死亡比、死亡者数のグラフ・表へのリンク

男性または女性のバッジをクリックまたはタップしてグラフを確認してください。

 都道府県別及び1700市区町村別のグラフ・表のリンク

47都道府県、約1700の市町村の男女別のリンクが掲載してあります(死亡者数が少なすぎる市町村のグラフは作成していません。)。まず、下記の都道府県のバッジをクリックまたはタップして一覧表を表示させてください(一覧表は九州・沖縄の下に表示されます)。その一覧表の中から都道府県、市区町村を選択してグラフを確認してください。

北海道
青森 秋田 岩手 宮城 山形 福島
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富山 石川 福井
静岡 愛知 岐阜 三重
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
島根 鳥取 広島 岡山 山口
愛媛 高知 香川 徳島
福岡 大分 宮崎 佐賀 熊本 鹿児島 長崎 沖縄

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