沖縄県の要介護（要支援）認定者数の将来予測（2024年～2050年）

2. 沖縄県の要介護（要支援）者数の将来推計

グラフ年次沖縄県の要介護（要支援）認定者数の将来予測（2024年～2050年）沖縄県の要介護（要支援）者数の将来推計

データ出所

厚生労働省「介護保険状況調査」、社人研「将来人口予測」、総務省「人口動態統計」を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

沖縄県の要介護（要支援）者数について予測すると、高齢者（65歳以上)のうち、要介護（要支援）者と認定される人数は、後期高齢化がいっそう進むとともに増加し、2024年の61,897人から2050年には105,426人でピークを迎え、今後26年では約7割(70.3% )の増加が見込まれます。

今後26年に増加する要介護（要支援）認定者数43,529人のうち、要介護3～5の重度の要介護者は 20,689人(47.5%)と約半数を占めます。その結果、重度の要介護者の割合は、45.3%を占めるようになります。
このように、要介護（要支援）認定者の人数がただ増加するだけでなく、重度の要介護者割合が上昇することが予測されます。

なお、この将来予測は、「介護事業状況報告」（厚生労働省、2024年1月の月報）の第１号被保険者の都道府県別年齢別男女別要介護（要支援）認定者数及び「日本の地域別将来推計人口（2023年推計）」（社会問題人口研究所）、「人口動態統計」（総務省）を基に、GD Freak　が独自推計したものです。

この推計にあたっては、現行の要介護認定等の方法と人口に対する認定率が将来とも変化しないものと仮定しておりますが、今後の健康維持・増進への社会的取組や認定方法の変更によって、予測値は変わりうるものです。
GD Freak として、本グラフからは数値の詳細よりも大まかな傾向をつかみ、何がしかのご参考にしていただけたら幸甚です。

(参考表) 沖縄県の要介護（要支援）者数の将来推計

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

実績県平均適用（推計）全国平均適用（推計）

[単位 : 人]

実績	県平均適用（推計）	全国平均適用（推計）
61,897	65,847	90,924	83,140	94,425	102,041	105,426
6,005	6,313	8,888	8,014	8,845	9,293	9,598
8,741	9,203	12,710	11,539	12,819	13,525	13,945
10,140	10,750	15,184	13,741	15,528	16,566	17,115
9,895	10,549	14,599	13,333	15,170	16,408	16,963
9,800	10,488	14,395	13,243	15,237	16,694	17,259
11,467	12,300	16,716	15,465	17,875	19,712	20,379
5,849	6,244	8,432	7,805	8,951	9,843	10,167