川崎市(ｶﾜｻｷｼ神奈川県)の要介護（要支援）認定者数の将来予測（2024年～2050年）

2. 川崎市の要介護（要支援）者数の将来推計

グラフ年次川崎市(ｶﾜｻｷｼ神奈川県)の要介護（要支援）認定者数の将来予測（2024年～2050年）川崎市の要介護（要支援）者数の将来推計

データ出所

厚生労働省「介護保険状況調査」、社人研「将来人口予測」、総務省「人口動態統計」を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

川崎市の要介護（要支援）者数について予測すると、高齢者（65歳以上)のうち、要介護（要支援）者と認定される人数は、後期高齢化がいっそう進むとともに増加し、2024年の58,583人から2050年には102,719人でピークを迎え、今後26年では約8割(75.3% )の増加が見込まれます。

今後26年に増加する要介護（要支援）認定者数44,136人のうち、要介護3～5の重度の要介護者は 15,838人(35.9%)と4割近くを占めます。その結果、重度の要介護者の割合は、34.7%を占めるようになります。
このように、要介護（要支援）認定者の人数がただ増加するだけでなく、重度の要介護者割合が上昇することが予測されます。

なお、この将来予測は、「介護事業状況報告」（厚生労働省、2024年1月の月報）の第１号被保険者の保険者別及び都道府県別の年齢別男女別要介護（要支援）認定者数と「日本の地域別将来推計人口（2023年推計）」（社会問題人口研究所）、「人口動態統計」（総務省）を基に、GD Freak　が独自推計したものです。

この推計にあたっては、現行の要介護認定等の方法と人口に対する認定率が将来とも変化しないものと仮定しておりますが、今後の健康維持・増進への社会的取組や認定方法の変更によって、予測値は変わりうるものです。
GD Freak として、本グラフからは数値の詳細よりも大まかな傾向をつかみ、何がしかのご参考にしていただけたら幸甚です。

(参考表) 川崎市の要介護（要支援）者数の将来推計

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

実績神奈川県平均適用（推計）全国平均適用（推計）

[単位 : 人]

実績	神奈川県平均適用（推計）	全国平均適用（推計）
58,583	65,979	86,334	82,930	89,195	93,981	102,719
7,663	8,462	11,077	10,282	10,757	11,563	12,949
8,718	9,679	12,566	11,832	12,503	13,342	14,779
11,361	12,749	16,828	15,970	16,996	17,977	19,836
11,007	12,422	16,342	15,758	17,049	17,902	19,483
7,821	8,919	11,700	11,457	12,513	13,045	14,085
7,301	8,380	10,894	10,806	11,897	12,354	13,230
4,712	5,368	6,927	6,825	7,480	7,798	8,357