大崎上島町(ｵｵｻｷｶﾐｼﾞﾏﾁｮｳ 広島県)の要介護（要支援）認定者数の将来予測 （2024年～2050年）

1. 大崎上島町の要介護（要支援）者数(2024年1月)

データ出所

厚生労働省「介護保険状況調査」、社人研「将来人口予測」、総務省「人口動態統計」を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

大崎上島町の要介護(要支援)の認定者数について見ていきましょう。上のグラフは、厚生労働省が毎月公表する「介護保険事業状況報告」を基に、GD Freak が一部推計を加え作成したものです。

2022年1月末における大崎上島町の65歳以上の要介護(要支援)の認定者総数は、682人です。内訳は「要支援1」が70人で合計の10.3%をしめ、同様に「要支援2」が81人(11.9%)、「要介護1」が151人(22.1%)、「要介護2」が106人(15.5%)、「要介護3」が117人(17.2%)、「要介護4」が74人(10.9%)、「要介護5」が83人(12.2%)となっています。

これを、大崎上島町の65歳以上の男女別年齢層別人口に広島県平均の要介護度別認定率を当てはめ、当町と県の人口構成の違いを調整して推計した要介護(要支援)認定者数824人と比較すると、実績値が推計値を142人(▲17.2%)と2割近く下回ることがわかります。
また、要介護度3以上の重度の要介護者だけに着目すると、その差(▲1.1%)はほとんど見られず、広島県の平均に近いことがわかります。つまり、大崎上島町が広島県の平均より要介護（要支援）認定者数が少ないのは、軽度の人が少ないためです。実績値と推計値の乖離が最も大きくなるのは「要支援1」で▲48.1%、次いで「要支援2」も▲28.3%ほど少なくなっています。

また、全国平均の男女・年齢層別の要介護度別の認定率を大崎上島町の65歳以上の人口構成に当てはめて推計した要介護(要支援)認定者数821人と比較すると、総数では実績の方 が139人(▲16.9%)、全国平均よりも少ないことがわかります。

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更新日

2025-01-06

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