名古屋市(ﾅｺﾞﾔｼ愛知県)の要介護（要支援）認定者数の将来予測（2024年～2050年）

2. 名古屋市の要介護（要支援）者数の将来推計

グラフ年次名古屋市(ﾅｺﾞﾔｼ愛知県)の要介護（要支援）認定者数の将来予測（2024年～2050年）名古屋市の要介護（要支援）者数の将来推計

データ出所

厚生労働省「介護保険状況調査」、社人研「将来人口予測」、総務省「人口動態統計」を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

名古屋市の要介護（要支援）者数について予測すると、高齢者（65歳以上)のうち、要介護（要支援）者と認定される人数は、後期高齢化がいっそう進むとともに増加し、2024年の105,962人から2050年には155,045人でピークを迎え、今後26年では約5割(46.3% )の増加が見込まれます。

今後26年に増加する要介護（要支援）認定者数49,083人のうち、要介護3～5の重度の要介護者は 17,720人(36.1%)と4割近くを占めます。その結果、重度の要介護者の割合は、34.0%を占めるようになります。
このように、要介護（要支援）認定者の人数がただ増加するだけでなく、重度の要介護者割合が上昇することが予測されます。

なお、この将来予測は、「介護事業状況報告」（厚生労働省、2024年1月の月報）の第１号被保険者の保険者別及び都道府県別の年齢別男女別要介護（要支援）認定者数と「日本の地域別将来推計人口（2023年推計）」（社会問題人口研究所）、「人口動態統計」（総務省）を基に、GD Freak　が独自推計したものです。

この推計にあたっては、現行の要介護認定等の方法と人口に対する認定率が将来とも変化しないものと仮定しておりますが、今後の健康維持・増進への社会的取組や認定方法の変更によって、予測値は変わりうるものです。
GD Freak として、本グラフからは数値の詳細よりも大まかな傾向をつかみ、何がしかのご参考にしていただけたら幸甚です。

(参考表) 名古屋市の要介護（要支援）者数の将来推計

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

実績愛知県平均適用（推計）全国平均適用（推計）

[単位 : 人]

実績	愛知県平均適用（推計）	全国平均適用（推計）
105,962	117,558	147,982	140,068	145,424	147,309	155,045
15,267	16,703	20,856	19,101	19,238	19,808	21,253
18,558	20,392	25,379	23,658	24,211	24,743	26,240
19,491	21,667	27,585	25,901	26,593	26,955	28,610
17,655	19,646	24,964	23,727	24,807	25,022	26,231
13,931	15,591	19,731	19,039	20,145	20,230	21,062
13,020	14,607	18,370	17,896	19,046	19,085	19,764
8,040	8,952	11,097	10,746	11,384	11,466	11,885