高山村(タカヤマムラ 群馬県)の要介護(要支援)認定者数の将来予測 (2019年~2045年)
1. 高山村の要介護(要支援)者数(2022年1月)
データ出所
厚生労働省「介護保険状況調査」、社人研「将来人口予測」、総務省「人口動態統計」を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
高山村の要介護(要支援)の認定者数について見ていきましょう。上のグラフは、厚生労働省が毎月公表する「介護保険事業状況報告」を基に、GD Freak が一部推計を加え作成したものです。
2022年1月末における高山村の65歳以上の要介護(要支援)の認定者総数は、242人です。内訳は「要支援1」が29人で合計の12.0%をしめ、同様に「要支援2」が27人(11.2%)、「要介護1」が48人(19.8%)、「要介護2」が33人(13.6%)、「要介護3」が41人(16.9%)、「要介護4」が43人(17.8%)、「要介護5」が21人(8.7%)となっています。
これを、高山村の65歳以上の男女別年齢層別人口に群馬県平均の要介護度別認定率を当てはめ、当村と県の人口構成の違いを調整して推計した要介護(要支援)認定者数266人と比較すると、実績値が推計値を24人(▲9.0%)と1割近く下回ることがわかります。
一方、要介護度3以上の重度の要介護者だけに着目すると、その差(1.0%)はほとんど見られず、群馬県の平均に近いことがわかります。つまり、高山村が群馬県の平均より要介護(要支援)認定者数が少ないのは、軽度の人が少ないためです。実績値と推計値の乖離が最も大きくなるのは「要介護2」で▲26.7%、次いで「要介護5」も▲22.2%ほど少なくなっています。
また、全国平均の男女・年齢層別の要介護度別の認定率を高山村の65歳以上の人口構成に当てはめて推計した要介護(要支援)認定者数273人と比較すると、総数では実績の方 が31人(▲11.4%)、全国平均よりも少ないことがわかります。
(参考表) 高山村の要介護者数・要支援者数の実績値と推計値との比較
下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。
[単位 : 人]
介護度 | 実績(A) | 群馬県平均適用推計(B) | 全国平均適用推計(C) | A-B | A-C |
---|---|---|---|---|---|
[人] | [人] | [人] | [人] | [人] | |
合計 | 220 | 264 | 285 | -44 | -65 |
要支援1 | 22 | 28 | 38 | -6 | -16 |
要支援2 | 23 | 31 | 38 | -8 | -15 |
要介護1 | 35 | 56 | 57 | -21 | -22 |
要介護2 | 36 | 46 | 50 | -10 | -14 |
要介護3 | 40 | 37 | 39 | 3 | 1 |
要介護4 | 38 | 38 | 36 | 0 | 2 |
要介護5 | 26 | 28 | 27 | -2 | -1 |
データ出所:介護保険事業状況報告(厚生労働省)、将来人口推計(社人研)をもとにGD Freak!推計
要支援・要介護の状態については、下記のとおり。引用元厚労省ページ:https://bit.ly/2R9Oljn
要支援:日常生活上の基本的動作については、ほぼ自分で行うことが可能であるが、日常生活動作の介助や現在の状態の防止により要介護状態となることの予防に資するよう手段的日常生活動作について何らかの支援を要する状態
要介護1:要支援状態から、手段的日常生活動作を行う能力がさらに低下し、部分的な介護が必要となる状態
要介護2:要介護1の状態に加え、日常生活動作についても部分的な介護が必要となる状態
要介護3:要介護2の状態と比較して、日常生活動作及び手段的日常生活動作の両方の観点からも著しく低下し、ほぼ全面的な介護が必要となる状態
要介護4:要介護3の状態に加え、さらに動作能力が低下し、介護なしには日常生活を営むことが困難となる状態
要介護5:要介護4の状態よりさらに動作能力が低下しており、介護なしには日常生活を営むことがほぼ不可能な状態
メタ情報/グラフタイトル一覧
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更新日
2022-12-16
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