大熊町(ｵｵｸﾏﾏﾁ福島県)の要介護（要支援）認定者数の将来予測（2024年～2050年）

データ出所

厚生労働省「介護保険状況調査」、社人研「将来人口予測」、総務省「人口動態統計」を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

大熊町の要介護(要支援)の認定者数について見ていきましょう。上のグラフは、厚生労働省が毎月公表する「介護保険事業状況報告」を基に、GD Freak が一部推計を加え作成したものです。

2022年1月末における大熊町の65歳以上の要介護(要支援)の認定者総数は、592人です。内訳は「要支援1」が83人で合計の14.0%をしめ、同様に「要支援2」が78人(13.2%)、「要介護1」が113人(19.1%)、「要介護2」が111人(18.8%)、「要介護3」が85人(14.4%)、「要介護4」が71人(12.0%)、「要介護5」が51人(8.6%)となっています。

これを、大熊町の65歳以上の男女別年齢層別人口に福島県平均の要介護度別認定率を当てはめ、当町と県の人口構成の違いを調整して推計した要介護(要支援)認定者数492人と比較すると、実績値が推計値を100人(20.3%)と2割以上も上回ることがわかります。
また、要介護度3以上の重度の要介護者の合計数に着目すると、実績値の方が、12.5%と1割以上多くなっています。実績値と推計値の乖離が最も大きくなるのは「要支援1」で36.1%、次いで「要介護2」も27.6%ほど多くなっています。

また、全国平均の男女・年齢層別の要介護度別の認定率を大熊町の65歳以上の人口構成に当てはめて推計した要介護(要支援)認定者数497人と比較すると、総数では実績の方が95人(19.1%)、全国平均よりも多いことがわかります。