渋谷区(ｼﾌﾞﾔｸ東京都)の人口と世帯

1. 人口推移

データ出所

総務省国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所将来推計人口、総務省住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

渋谷区の2020年の総人口は総務省統計局が2021年11月30日に公表した国勢調査結果によると243,883人。5年前と比べると8.6％の増加。増加率は全国市区町村（2020年10月1日現在1740、ただし東京23区を含み、福島県双葉町及び北方領土6村を含めず）の中で11番目に高い。また、国立社会保障・人口問題研究所が2015年までの国勢調査に基づくトレンドから予測した2020年人口より41,831人(20.7%)多く、予測よりかなり上振れしている。上振れ率では全国ベスト10位。

上記研究所のもっとも新しい「将来推計人口(2023年12月公表)」によると、今後2020年から2050年までにはさらに9.6％増加し、約26.7万人となる見込み。増加率は全国市区町村の中で15番目。このとき2050年の平均年齢は、2020年の 44.2歳から4.3 歳上昇し、48.6歳となる。

また上図の赤い点線であらわした折れ線は、2015年国勢調査までの趨勢に基づき国立社会保障・人口問題研究所が2018年に予測した将来人口の推移を示している。

これを2045年について今回の最新の予測値（2023年12月公表）と比較すると、その差は23,795人(9.8%)多く、前回の予測よりかなり上振れしている。

なお、「平成25年～29年人口動態保健所・市町村別統計」(厚生労働省)によると、渋谷区の2013年～2017年における赤ちゃんの出生数は、年平均で2,046人。人口千人当たりでは9.4人（全国平均7.9人）となり、全国の市区町村中138番目。同期間の1人の女性が生涯に産む平均子供数を推計した合計特殊出生率では1.05で1721番目。
ちなみに、婚姻件数及び離婚件数は、それぞれ人口千人当たり10.0件(全国平均5.1件)、2.12件(全国平均1.77件)となっている。

また、2022年12月23日に厚生労働省が公表している最新の「令和2年市区町村別生命表」によれば、2020年の渋谷区の平均寿命（0歳児の平均余命）は、男性が全国平均よりも1.5歳長い83.0歳、女性も全国平均より1.0歳長く、88.6歳となっている。(参考：渋谷区の死因構成と全国に比べた死亡リスク格差グラフ )

2000年から2023年(1月1日現在)までの渋谷区の人口動態調査に基づく住民基本台帳ベースの人口および世帯数、出生数、人口千人当たり出生数（出生率）の動向については、グラフの15から19をご参照ください。下記の小さなグラフをクリックし拡大してご覧いただけます。

(参考表) 渋谷区の年齢階層別の人口の推移(実績と予測)

下表は、上のグラフの作成に用いた渋谷区の年齢階層別の人口のデータです。各年次の年齢階層別の人口を知りたい場合は下記で確認してください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

総数 0-14歳 15-64歳 65歳以上年齢不詳総数※1

[単位 : 人]

年次	総数	0-14歳	15-64歳	65歳以上	年齢不詳	総数※1
	[人]	[人]	[人]	[人]	[人]	[人]
2000年実績	196,682	16,799	146,282	33,256	345	-
2005年実績	203,334	16,011	146,377	36,892	4,054	-
2010年実績	204,492	15,417	142,850	38,660	7,565	-
2015年実績	224,533	19,156	148,581	43,899	12,897	-
2020年予測	243,883	22,984	154,258	41,261	25,380	202,052
2025年予測	243,883	22,989	175,570	45,324		235,939
2030年予測	253,994	22,620	181,269	50,105		240,219
2035年予測	260,002	22,615	182,099	55,288		242,850
2040年予測	264,615	23,144	179,816	61,655		243,770
2045年予測	266,946	23,364	176,706	66,876		243,151
2050年予測	267,179	22,997	173,642	70,540		-

データ出所:国勢調査(総務省)、将来推計人口(厚生労働省社人研)
※1.将来推計人口は5年に1度公表・更新される。これは、前回公表時の推計値。
年齢不詳の予測値が0になっているのは、人口の将来推計において年齢を特定しないと予測ができないため、予測の起点である2020年の年齢不詳を各年齢階層にバラしているため、年齢不詳の予測値が0になる。