東北地方の建築物着工の推移

3. 東北地方の居住用建築物の着工床面積

データ出所

国土交通省建築物着工統計を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年10月の東北における居住用建築物の着工床面積は29万㎡。先月からは4.7%減少。減少したのは3ヶ月連続。また昨年の同じ10月と比較すると11.5%少ない。同じ月の過去2年に対し下回るのは6ケ月連続、昨年または一昨年の同じ季節と比べると、このところ低い水準が続いている。

各月の過去5年間(2019年～2023年)の平均値の動き(グラフ中の破線)をみると、東北における居住用建築物の着工床面積が最も多いのは6月で最も少ない1月に比べ6割ほど多い。10月は6月の9割ほどの水準。10月から向こう１～2ケ月先の動きをみると、11月～12月の東北における居住用建築物の着工床面積は10月よりも減少ぎみで推移している。具体的には、11月が10月から約4.3%減少。12月は11月よりも10%ほど減少している。

(参考表) 東北地方の居住用建築物の着工床面積

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2022年 2023年 2024年過去5年平均

[単位 : 万㎡]

期間	2022年	2023年	2024年	過去5年平均
1月	30.3	26.8	22.0	29.1
2月	27.4	26.7	23.9	30.1
3月	37.4	31.7	27.0	36.6
4月	40.7	37.7	43.7	43.0
5月	40.0	33.2	30.9	38.5
6月	40.1	39.8	33.6	45.8
7月	40.4	38.0	35.0	41.9
8月	39.1	39.7	33.3	40.6
9月	41.3	34.5	30.4	40.8
10月	38.8	32.7	28.9	39.8
11月	36.9	31.8		38.0
12月	33.9	26.6		34.4