北海道の建築物着工の推移

1. 北海道の全建築物の着工床面積

データ出所

国土交通省建築物着工統計を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月の北海道における全建築物の着工床面積は28万㎡。先月からは0.6%減少。また昨年の同じ7月と比較すると35.5%少ない。同じ月の過去2年に対し下回るのは4ケ月連続、昨年または一昨年の同じ季節と比べると、このところかなり低い水準が続いている。

各月の過去5年間(2020年～2024年)の平均値の動き(グラフ中の破線)をみると、北海道における全建築物の着工床面積は最も多い6月に比べ最も少ない1月では概ね3分の1程度。7月は6月の9割ほどで12ヶ月の中では3番目に多い方。7月から向こう１～2ケ月先の動きをみると、8月～9月の北海道における全建築物の着工床面積は7月よりも減少ぎみで推移している。具体的には、8月が7月から約10.2%減少。9月は8月よりも4%ほどやや減少している。

(参考表) 北海道の全建築物の着工床面積

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年 2024年 2025年過去5年平均

[単位 : 万㎡]

期間	2023年	2024年	2025年	過去5年平均
1月	17.9	10.1	12.3	18.6
2月	19.1	13.8	18.2	21.6
3月	33.6	25.9	63.2	34.5
4月	47.2	49.4	30.7	47.1
5月	35.5	32.9	21.3	41.3
6月	42.5	36.9	27.9	51.7
7月	33.1	43.1	27.8	44.2
8月	39.9	30.5	0.0	39.7
9月	46.5	28.0	0.0	38.0
10月	38.4	36.8	0.0	38.7
11月	25.6	28.8	0.0	31.4
12月	22.0	27.4	0.0	25.8