背広服(春夏物，普通品)の価格の推移

3. 年次指数(全国)

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データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における背広服（春夏物，普通品）の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比4.4%増の111.7。3年連続の増加。2010年以降で当年が最大。

2022年日本地図でみる都道府県別の背広服(春夏物，普通品)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1着]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の背広服(春夏物，普通品)の表のから2022年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と背広服(春夏物，普通品)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の背広服(春夏物，普通品)の値段・価格と2022年の安値ランキング

2022年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の背広服(春夏物，普通品)の値段・価格[単位:1着]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は31,301円。標準偏差は6,438円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は20.6%。背広服(春夏物，普通品)の変動係数をその他の品目と比較すると、背広服(春夏物，普通品)は地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

背広服(春夏物，普通品)の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は23。同様に、下落した都市の数は23、変化のない都市の数は1となりました。
2022年において、47都市の中で背広服(春夏物，普通品)の値段が最も安い都市のランキング第1位は18,737円[単位:1着]の鹿児島市、次いで19,434円の千葉市、20,686円の秋田市の順です。同様に、背広服(春夏物，普通品)の値段が最も高い都市は42,692円の大津市、次いで42,356円の福井市、42,130円の高知市の順です。また、最も高い大津市と最も安い鹿児島市との価格差は23,955円となっています。

背広服(春夏物，普通品)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2020年 2021年 2022年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1着、順位]

都市名	2020年	2021年	2022年	ランキング (安値順)
札幌市	20,926	21,383	22,178	6
青森市	25,932	33,405	35,286	32
盛岡市	25,667	26,174	25,667	11
仙台市	21,381	20,207	20,735	4
秋田市	20,521	20,521	20,686	3
山形市	23,992	24,872	24,420	8
福島市	28,796	26,473	31,210	22
水戸市	22,373	26,131	25,190	10
宇都宮市	39,924	40,712	41,922	44
前橋市	30,525	31,674	31,729	25
さいたま市	36,300	36,466	36,314	38
千葉市	18,783	19,975	19,434	2
東京都区部	28,221	29,223	32,885	29
横浜市	27,859	35,086	34,937	31
新潟市	24,414	23,662	28,411	15
富山市	29,050	30,855	28,413	16
金沢市	17,920	33,855	26,645	12
福井市	46,897	47,007	42,356	46
甲府市	30,586	35,616	28,808	18
長野市	37,260	35,697	35,350	33
岐阜市	35,625	39,233	36,508	39
静岡市	24,399	32,395	27,904	13
名古屋市	21,175	22,795	22,692	7
津市	35,640	36,276	31,417	23
大津市	37,290	32,157	42,692	47
京都市	23,138	27,076	29,670	19
大阪市	27,447	31,529	31,838	26
神戸市	29,013	35,572	39,542	42
奈良市	27,005	30,384	40,584	43
和歌山市	22,950	22,049	30,861	21
鳥取市	38,146	28,949	32,157	28
松江市	34,271	35,778	34,491	30
岡山市	32,804	37,473	38,923	40
広島市	30,654	37,561	36,071	37
山口市	40,193	37,889	31,900	27
徳島市	34,846	35,176	35,530	35
高松市	19,727	23,020	22,148	5
松山市	20,228	24,539	35,353	34
高知市	23,852	40,786	42,130	45
福岡市	27,809	31,531	24,640	9
佐賀市	23,320	35,200	38,977	41
長崎市	38,237	35,200	30,012	20
熊本市	24,634	27,207	27,976	14
大分市	32,744	35,897	35,897	36
宮崎市	27,421	33,990	28,490	17
鹿児島市	21,975	22,587	18,737	1
那覇市	31,050	30,647	31,448	24

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。