背広服(春夏物，普通品)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における背広服（春夏物，普通品）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より8.4ポイント上昇し126.1。前月との比較では2.1ポイント低下。下がったのは3ケ月連続。

最大値・・・129.2(2025年4月)
最小値・・・90.5(2020年8月)
平均値・・・110.3
標準偏差・・8.74

2025年7月日本地図でみる都道府県別の背広服(春夏物，普通品)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1着]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の背広服(春夏物，普通品)の表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と背広服(春夏物，普通品)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の背広服(春夏物，普通品)の値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の背広服(春夏物，普通品)の値段・価格[単位:1着]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は42,835円。標準偏差は8,576円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は20%。背広服(春夏物，普通品)の変動係数をその他の品目と比較すると、背広服(春夏物，普通品)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

背広服(春夏物，普通品)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は10。同様に、下落した都市の数は10、変化のない都市の数は27となりました。
47都市の中で背広服(春夏物，普通品)の値段が最も安い都市のランキング第1位は24,970円[単位:1着]の金沢市、次いで26,957円の盛岡市、27,308円の千葉市の順です。同様に、背広服(春夏物，普通品)の値段が最も高い都市は62,223円の高松市、次いで58,527円の岐阜市、58,227円の山口市の順です。また、最も高い高松市と最も安い金沢市との価格差は37,253円となっています。

背広服(春夏物，普通品)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1着、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	26,758	27,308	32,808	6
青森市	40,517	39,857	34,100	8
盛岡市	31,863	29,187	26,957	2
仙台市	31,127	45,537	50,738	38
秋田市	25,557	29,187	40,187	15
山形市	32,853	32,853	32,853	7
福島市	36,153	40,187	40,187	15
水戸市	25,746	24,101	27,418	4
宇都宮市	32,413	63,360	44,605	28
前橋市	40,223	40,223	40,690	19
さいたま市	39,628	41,443	41,443	25
千葉市	25,988	27,308	27,308	3
東京都区部	41,983	45,764	45,940	32
横浜市	32,093	54,285	51,168	39
新潟市	26,312	51,223	51,223	40
富山市	43,597	41,323	41,323	24
金沢市	19,470	30,470	24,970	1
福井市	38,390	40,993	40,993	22
甲府市	36,557	41,157	41,157	23
長野市	45,567	44,700	44,700	29
岐阜市	52,893	58,527	58,527	46
静岡市	28,857	47,520	47,520	33
名古屋市	36,133	37,143	40,645	18
津市	54,890	47,395	47,557	35
大津市	35,831	44,279	44,279	27
京都市	37,473	37,473	37,473	11
大阪市	36,813	44,053	40,937	21
神戸市	44,814	54,747	52,914	42
奈良市	25,025	48,990	48,990	36
和歌山市	43,780	48,264	47,520	33
鳥取市	33,917	36,483	40,150	14
松江市	42,057	45,723	45,723	31
岡山市	33,550	40,883	40,883	20
広島市	45,100	51,700	51,700	41
山口市	39,893	58,227	58,227	45
徳島市	36,227	39,893	39,893	13
高松市	35,787	62,223	62,223	47
松山市	43,523	39,857	39,857	12
高知市	37,961	51,760	49,560	37
福岡市	25,482	44,884	44,884	30
佐賀市	40,077	53,093	53,093	43
長崎市	32,230	43,230	43,230	26
熊本市	36,227	33,264	34,320	9
大分市	40,223	40,223	40,223	17
宮崎市	39,893	36,520	36,520	10
鹿児島市	22,293	28,857	28,857	5
那覇市	43,560	58,967	56,771	44

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。