背広服(春夏物，普通品)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年4月における背広服（春夏物，普通品）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より8.1ポイント上昇し129.2。前月との比較では2.3ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・129.2(2025年4月)
最小値・・・90.5(2020年8月)
平均値・・・107.5
標準偏差・・7.9

2025年4月日本地図でみる都道府県別の背広服(春夏物，普通品)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1着]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の背広服(春夏物，普通品)の表のから2025年4月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と背広服(春夏物，普通品)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の背広服(春夏物，普通品)の値段・価格と2025年4月の安値ランキング

2025年4月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の背広服(春夏物，普通品)の値段・価格[単位:1着]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は42,977円。標準偏差は9,578円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は22.3%。背広服(春夏物，普通品)の変動係数をその他の品目と比較すると、背広服(春夏物，普通品)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

背広服(春夏物，普通品)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は15。同様に、下落した都市の数は7、変化のない都市の数は25となりました。
47都市の中で背広服(春夏物，普通品)の値段が最も安い都市のランキング第1位は24,558円[単位:1着]の札幌市、次いで25,483円の盛岡市、27,308円の千葉市の順です。同様に、背広服(春夏物，普通品)の値段が最も高い都市は63,690円の岐阜市、次いで60,757円の高松市、54,930円の那覇市の順です。また、最も高い岐阜市と最も安い札幌市との価格差は39,132円となっています。

背広服(春夏物，普通品)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年4月 2025年3月 2025年4月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1着、順位]

都市名	2024年4月	2025年3月	2025年4月	ランキング (安値順)
札幌市	26,758	24,558	24,558	1
青森市	40,517	43,835	41,635	25
盛岡市	36,153	25,483	25,483	2
仙台市	27,016	42,237	47,988	31
秋田市	25,557	29,187	29,187	6
山形市	32,853	32,853	32,853	8
福島市	40,260	40,187	40,187	18
水戸市	27,390	43,890	28,501	4
宇都宮市	32,083	47,227	52,030	37
前橋市	36,723	40,223	40,223	19
さいたま市	43,450	39,804	41,443	24
千葉市	27,308	25,669	27,308	3
東京都区部	40,153	45,429	45,764	29
横浜市	33,565	51,040	54,872	44
新潟市	43,890	51,223	51,223	36
富山市	43,945	41,323	41,323	23
金沢市	31,277	30,470	30,470	7
福井市	38,390	40,993	40,993	22
甲府市	35,897	40,223	40,223	19
長野市	41,900	76,890	39,900	17
岐阜市	52,893	63,690	63,690	47
静岡市	28,857	54,853	54,853	42
名古屋市	36,133	35,558	35,023	11
津市	54,890	40,890	49,390	32
大津市	40,223	45,742	45,742	28
京都市	37,473	35,288	37,437	14
大阪市	35,613	46,384	44,452	27
神戸市	45,210	54,274	54,274	40
奈良市	30,525	51,187	54,853	42
和歌山市	47,520	49,335	53,387	39
鳥取市	32,377	36,483	36,483	12
松江市	43,523	49,390	49,390	32
岡山市	37,217	31,365	33,550	9
広島市	46,448	54,643	53,048	38
山口市	39,893	54,395	54,395	41
徳島市	36,227	39,893	39,893	16
高松市	25,740	51,223	60,757	46
松山市	38,863	39,857	39,857	15
高知市	40,227	36,520	46,090	30
福岡市	32,357	46,141	49,704	35
佐賀市	39,893	49,427	49,427	34
長崎市	32,230	45,430	43,230	26
熊本市	36,227	34,320	34,320	10
大分市	40,223	40,223	40,223	19
宮崎市	40,187	36,520	36,520	13
鹿児島市	22,293	28,857	28,857	5
那覇市	44,304	49,427	54,930	45

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。