サラダの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年6月におけるサラダの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.5ポイント上昇し112.3。前月との比較では0.4ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・113.2(2024年2月)
最小値・・・95.6(2017年11月)
平均値・・・101.8
標準偏差・・5.21

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のサラダの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のサラダの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年6月日本地図でみる都道府県別のサラダの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のサラダの表のから2024年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とサラダの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のサラダの値段・価格と2024年6月の安値ランキング

2024年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のサラダの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は166円。標準偏差は19円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.4%。サラダの変動係数をその他の品目と比較した結果、サラダの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

サラダの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は22。同様に、下落した都市の数は33、変化のない都市の数は26となりました。
81都市の中でサラダの値段が最も安い都市のランキング第1位は122円[単位:100g]の浦安市、次いで123円の前橋市、132円の富山市の順です。同様に、サラダの値段が最も高い都市は217円の福島市、次いで210円の金沢市、207円の山形市の順です。また、最も高い福島市と最も安い浦安市との価格差は95円となっています。

サラダの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年6月 2024年5月 2024年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2023年6月	2024年5月	2024年6月	ランキング (安値順)
札幌市	140	140	140	7
函館市	189	189	189	73
旭川市	159	168	167	40
青森市	168	181	181	67
盛岡市	136	136	136	6
仙台市	184	192	188	71
八戸市	166	180	178	63
秋田市	173	179	182	68
山形市	202	208	207	79
福島市	202	217	217	81
郡山市	163	175	170	46
水戸市	166	159	164	33
日立市	173	165	146	12
宇都宮市	173	157	168	43
小山市	179	182	192	74
前橋市	140	126	123	2
さいたま市	160	162	161	27
熊谷市	172	171	170	46
川口市	172	173	173	55
所沢市	131	143	144	11
千葉市	161	157	151	18
佐倉市	168	177	164	33
浦安市	121	126	122	1
東京都区部	166	171	168	43
八王子市	146	151	154	21
立川市	140	170	161	27
府中市	142	156	152	19
横浜市	166	169	169	45
川崎市	145	152	150	17
相模原市	167	162	149	16
横須賀市	149	171	171	49
新潟市	158	170	166	36
長岡市	171	174	173	55
富山市	142	128	132	3
金沢市	192	200	210	80
福井市	165	167	166	36
甲府市	188	195	195	76
長野市	171	179	177	62
松本市	151	168	171	49
岐阜市	136	145	141	8
静岡市	155	160	155	22
浜松市	141	146	143	10
富士市	166	167	167	40
名古屋市	152	156	156	24
岡崎市	160	149	135	4
津市	161	166	166	36
松阪市	172	172	172	53
大津市	191	194	194	75
京都市	170	175	175	60
大阪市	184	183	183	69
堺市	181	181	173	55
枚方市	168	188	188	71
東大阪市	166	164	160	26
神戸市	170	170	173	55
姫路市	150	163	161	27
西宮市	216	171	178	63
伊丹市	169	167	163	32
奈良市	147	151	147	13
和歌山市	170	169	170	46
鳥取市	170	184	184	70
松江市	142	135	142	9
岡山市	163	162	162	30
広島市	166	162	162	30
福山市	172	173	174	59
山口市	193	176	175	60
宇部市	161	157	158	25
徳島市	197	202	202	78
高松市	161	171	171	49
松山市	122	135	135	4
今治市	162	162	164	33
高知市	145	148	153	20
福岡市	151	155	155	22
北九州市	175	169	171	49
佐賀市	136	138	147	13
長崎市	149	166	166	36
佐世保市	174	175	179	66
熊本市	171	168	172	53
大分市	176	182	167	40
宮崎市	177	178	178	63
鹿児島市	146	158	148	15
那覇市	196	188	199	77

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。