キャンデーの価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年におけるキャンデーの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比9.7%増の111.7。5年連続の増加。1990年以降で当年が最大。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のキャンデーの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のキャンデーの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別のキャンデーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1袋]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記のキャンデーの表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とキャンデーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のキャンデーの値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別のキャンデーの値段・価格[単位:1袋]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は209円。標準偏差は8円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は4.8%。キャンデーの変動係数をその他の品目と比較したところ、キャンデーは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

キャンデーの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は81。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は0となりました。
2023年において、81都市の中でキャンデーの値段が最も安い都市のランキング第1位は194円[単位:1袋]の山口市。同様に、キャンデーの値段が最も高い都市は233円の岡山市、次いで232円の松江市、226円の相模原市の順です。また、最も高い岡山市と最も安い山口市との価格差は39円となっています。

キャンデーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1袋、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	195	200	219	70
函館市	190	192	213	62
旭川市	188	193	212	56
青森市	192	198	216	65
盛岡市	206	206	220	75
仙台市	193	195	209	44
八戸市	191	197	209	44
秋田市	181	184	210	53
山形市	185	189	201	15
福島市	190	194	206	33
郡山市	183	188	208	39
水戸市	204	206	219	70
日立市	191	194	212	56
宇都宮市	183	186	209	44
小山市	195	198	217	69
前橋市	193	193	209	44
さいたま市	188	187	208	39
熊谷市	182	183	204	21
川口市	186	193	207	36
所沢市	190	192	209	44
千葉市	189	189	205	27
佐倉市	182	184	199	6
浦安市	187	187	203	18
東京都区部	192	196	214	63
八王子市	199	204	215	64
立川市	192	196	216	65
府中市	180	184	206	33
横浜市	190	194	212	56
川崎市	194	191	208	39
相模原市	196	203	226	78
横須賀市	190	190	211	54
新潟市	180	182	204	21
長岡市	170	170	203	18
富山市	188	189	204	21
金沢市	205	206	219	70
福井市	178	181	219	70
甲府市	176	189	212	56
長野市	172	180	205	27
松本市	180	183	200	11
岐阜市	184	187	204	21
静岡市	197	200	225	77
浜松市	187	188	209	44
富士市	180	180	199	6
名古屋市	183	190	207	36
岡崎市	189	192	201	15
津市	190	191	209	44
松阪市	192	199	212	56
大津市	181	183	204	21
京都市	182	183	207	36
大阪市	180	185	199	6
堺市	182	184	203	18
枚方市	175	179	199	6
東大阪市	177	179	200	11
神戸市	184	185	205	27
姫路市	187	188	216	65
西宮市	181	187	205	27
伊丹市	184	189	206	33
奈良市	179	190	208	39
和歌山市	181	189	211	54
鳥取市	187	191	212	56
松江市	191	197	232	80
岡山市	189	198	233	81
広島市	189	185	199	6
福山市	193	195	216	65
山口市	181	182	194	1
宇部市	186	187	194	1
徳島市	203	207	226	78
高松市	190	196	209	44
松山市	189	192	219	70
今治市	187	188	205	27
高知市	178	180	195	4
福岡市	177	182	205	27
北九州市	185	189	208	39
佐賀市	178	185	194	1
長崎市	198	205	224	76
佐世保市	179	178	198	5
熊本市	181	181	200	11
大分市	194	194	209	44
宮崎市	190	196	200	11
鹿児島市	195	196	204	21
那覇市	196	197	202	17

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。