酢の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年6月における酢の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.5ポイント上昇し109.7。前月との比較では0.7ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・109.9(2024年4月)
最小値・・・98.2(2021年6月)
平均値・・・102.7
標準偏差・・3.9

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の酢の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の酢の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年6月日本地図でみる都道府県別の酢の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の酢の表のから2024年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と酢の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の酢の値段・価格と2024年6月の安値ランキング

2024年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の酢の値段・価格[単位:1本･500mL]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は149円。標準偏差は16円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は10.7%。酢の変動係数をその他の品目と比較した結果、酢の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

酢の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は9。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は72となりました。
81都市の中で酢の値段が最も安い都市のランキング第1位は117円[単位:1本･500mL]の立川市。同様に、酢の値段が最も高い都市は187円の山口市。また、最も高い山口市と最も安い立川市との価格差は70円となっています。

酢の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年6月 2024年5月 2024年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･500mL、順位]

都市名	2023年6月	2024年5月	2024年6月	ランキング (安値順)
札幌市	122	125	125	5
函館市	106	107	149	34
旭川市	124	124	124	4
青森市	142	142	142	27
盛岡市	147	147	147	32
仙台市	144	139	144	28
八戸市	139	139	139	22
秋田市	117	127	127	6
山形市	147	147	147	32
福島市	144	155	155	53
郡山市	138	128	138	17
水戸市	138	133	138	17
日立市	138	139	139	22
宇都宮市	155	155	155	53
小山市	116	127	127	6
前橋市	144	144	144	28
さいたま市	139	133	133	14
熊谷市	107	118	118	2
川口市	118	118	118	2
所沢市	138	139	139	22
千葉市	133	133	133	14
佐倉市	159	149	149	34
浦安市	149	149	149	34
東京都区部	145	139	140	26
八王子市	127	127	127	6
立川市	150	117	117	1
府中市	138	127	127	6
横浜市	150	150	150	48
川崎市	128	122	133	14
相模原市	127	127	127	6
横須賀市	128	128	128	11
新潟市	138	138	138	17
長岡市	149	149	149	34
富山市	160	160	160	62
金沢市	150	150	150	48
福井市	182	182	182	79
甲府市	134	144	144	28
長野市	129	129	129	12
松本市	129	129	129	12
岐阜市	150	150	150	48
静岡市	160	160	160	62
浜松市	149	149	149	34
富士市	138	128	138	17
名古屋市	149	149	149	34
岡崎市	149	149	149	34
津市	160	160	160	62
松阪市	150	150	150	48
大津市	165	165	165	68
京都市	149	149	149	34
大阪市	165	161	164	67
堺市	159	159	159	60
枚方市	159	159	159	60
東大阪市	149	149	149	34
神戸市	159	165	165	68
姫路市	149	149	149	34
西宮市	160	160	160	62
伊丹市	170	170	170	71
奈良市	149	149	149	34
和歌山市	172	172	172	76
鳥取市	176	149	149	34
松江市	149	149	149	34
岡山市	181	181	181	78
広島市	176	176	176	77
福山市	171	171	171	75
山口市	176	187	187	80
宇部市	170	170	170	71
徳島市	187	187	187	80
高松市	170	170	170	71
松山市	160	160	160	62
今治市	170	170	170	71
高知市	149	149	149	34
福岡市	156	139	155	53
北九州市	155	155	155	53
佐賀市	139	139	139	22
長崎市	144	155	155	53
佐世保市	138	138	138	17
熊本市	155	155	155	53
大分市	155	155	155	53
宮崎市	144	144	144	28
鹿児島市	133	165	165	68
那覇市	160	154	154	52

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。