酢の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における酢の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.9ポイント上昇し110.2。前月との比較では1.3ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・111.5(2024年9月)
最小値・・・98.2(2021年6月)
平均値・・・103.4
標準偏差・・4.4

下表は地域別(都市別)の酢の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の酢の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の酢の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の酢の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と酢の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の酢の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の酢の値段・価格[単位:1本･500mL]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は151円。標準偏差は18円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.9%。酢の変動係数をその他の品目と比較した結果、酢の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

酢の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は6。同様に、下落した都市の数は8、変化のない都市の数は65となりました。
79都市の中で酢の値段が最も安い都市のランキング第1位は107円[単位:1本･500mL]の函館市、次いで111円の前橋市、118円の熊谷市の順です。同様に、酢の値段が最も高い都市は192円の山口市、次いで187円の徳島市、182円の福井市の順です。また、最も高い山口市と最も安い函館市との価格差は85円となっています。

酢の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･500mL、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	125	125	125	8
函館市	107	107	107	1
旭川市	124	124	124	7
青森市	142	147	138	18
盛岡市	147	152	143	26
仙台市	144	139	144	29
八戸市	139	150	150	33
秋田市	127	134	134	16
山形市	152	152	143	26
福島市	133	155	155	40
郡山市	138	128	139	21
水戸市	138	171	171	70
日立市	138	150	150	33
宇都宮市	155	155	155	40
小山市	127	127	127	9
前橋市	144	116	111	2
さいたま市	128	139	139	21
熊谷市	118	118	118	3
川口市	118	118	118	3
所沢市	139	139	139	21
千葉市	133	138	138	18
浦安市	149	159	159	49
東京都区部	145	133	136	17
八王子市	105	127	127	9
立川市	117	118	118	3
府中市	127	127	127	9
横浜市	150	155	155	40
川崎市	116	133	133	15
相模原市	111	127	123	6
新潟市	127	154	154	36
長岡市	149	149	149	31
富山市	160	166	166	65
金沢市	150	155	155	40
福井市	155	182	182	77
甲府市	150	155	155	40
長野市	129	129	129	12
松本市	129	129	129	12
岐阜市	150	155	155	40
静岡市	160	165	165	61
浜松市	149	154	154	36
富士市	138	128	139	21
名古屋市	149	159	143	26
豊橋市		149	159	49
津市	160	160	132	14
松阪市	150	150	150	33
大津市	165	165	165	61
京都市	149	159	159	49
大阪市	160	164	164	60
堺市	159	159	159	49
枚方市	159	159	159	49
東大阪市	149	159	159	49
神戸市	159	159	159	49
姫路市	149	159	159	49
西宮市	160	160	160	58
伊丹市	170	170	170	66
奈良市	149	154	154	36
和歌山市	172	172	176	74
鳥取市	149	159	159	49
松江市	149	171	171	70
岡山市	181	181	181	76
広島市	176	176	176	74
福山市	171	171	171	70
山口市	176	192	192	79
宇部市	170	170	170	66
徳島市	187	187	187	78
高松市	170	170	170	66
松山市	160	165	165	61
今治市	170	170	170	66
高知市	149	165	165	61
福岡市	156	155	155	40
北九州市	155	155	155	40
佐賀市	139	139	139	21
長崎市	144	155	155	40
佐世保市	138	138	138	18
熊本市	155	171	171	70
大分市	155	144	144	29
宮崎市	155	149	149	31
鹿児島市	154	165	154	36
那覇市	160	160	160	58

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。