酢の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月における酢の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.3ポイント上昇し111.5。前月との比較では4.0ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・111.5(2024年9月)
最小値・・・98.2(2021年6月)
平均値・・・103.1
標準偏差・・4.27

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の酢の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の酢の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別の酢の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の酢の表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と酢の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の酢の値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の酢の値段・価格[単位:1本･500mL]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は151円。標準偏差は16円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は10.6%。酢の変動係数をその他の品目と比較した結果、酢の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

酢の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は27。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は54となりました。
81都市の中で酢の値段が最も安い都市のランキング第1位は106円[単位:1本･500mL]の小山市、次いで117円の立川市、118円の熊谷市の順です。同様に、酢の値段が最も高い都市は192円の山口市、次いで187円の徳島市、182円の福井市の順です。また、最も高い山口市と最も安い小山市との価格差は86円となっています。

酢の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･500mL、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	122	125	125	5
函館市	106	149	149	30
旭川市	124	124	124	4
青森市	142	142	142	25
盛岡市	147	147	152	36
仙台市	138	144	144	26
八戸市	139	139	139	19
秋田市	134	134	134	14
山形市	152	152	152	36
福島市	144	155	155	40
郡山市	128	138	138	15
水戸市	138	138	144	26
日立市	138	106	139	19
宇都宮市	154	155	155	40
小山市	127	106	106	1
前橋市	144	128	144	26
さいたま市	139	122	133	12
熊谷市	107	118	118	3
川口市	129	105	159	51
所沢市	139	139	139	19
千葉市	133	133	138	15
佐倉市	159	149	149	30
浦安市	149	149	159	51
東京都区部	143	133	140	24
八王子市	127	105	127	6
立川市	150	117	117	2
府中市	127	127	127	6
横浜市	150	150	155	40
川崎市	128	122	133	12
相模原市	122	105	127	6
横須賀市	128	128	128	9
新潟市	138	127	138	15
長岡市	149	149	149	30
富山市	160	160	160	60
金沢市	150	150	155	40
福井市	177	182	182	79
甲府市	150	144	144	26
長野市	129	129	129	10
松本市	129	129	129	10
岐阜市	150	150	155	40
静岡市	160	160	165	65
浜松市	149	149	154	38
富士市	128	139	139	19
名古屋市	149	149	159	51
岡崎市	149	149	149	30
津市	160	160	160	60
松阪市	150	150	150	35
大津市	165	165	165	65
京都市	149	149	159	51
大阪市	162	164	164	64
堺市	159	159	159	51
枚方市	159	159	159	51
東大阪市	149	149	149	30
神戸市	159	165	165	65
姫路市	149	149	159	51
西宮市	160	160	160	60
伊丹市	170	170	170	70
奈良市	149	149	154	38
和歌山市	172	172	172	76
鳥取市	149	149	159	51
松江市	149	166	171	74
岡山市	181	181	181	78
広島市	176	171	176	77
福山市	171	171	171	74
山口市	176	192	192	81
宇部市	170	170	170	70
徳島市	187	187	187	80
高松市	170	170	170	70
松山市	160	160	165	65
今治市	170	170	170	70
高知市	149	149	159	51
福岡市	156	155	155	40
北九州市	155	155	155	40
佐賀市	139	139	139	19
長崎市	144	155	155	40
佐世保市	138	138	138	15
熊本市	155	155	155	40
大分市	155	155	155	40
宮崎市	155	155	155	40
鹿児島市	133	165	165	65
那覇市	160	160	160	60

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。