酢の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における酢の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.0ポイント上昇し111.0。前月との比較では1.1ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・111.5(2024年9月)
最小値・・・98.2(2021年6月)
平均値・・・105.2
標準偏差・・4.76

2025年7月日本地図でみる都道府県別の酢の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の酢の表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と酢の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の酢の値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の酢の値段・価格[単位:1本･500mL]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は151円。標準偏差は17円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.3%。酢の変動係数をその他の品目と比較した結果、酢の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

酢の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は13、変化のない都市の数は59となりました。
79都市の中で酢の値段が最も安い都市のランキング第1位は116円[単位:1本･500mL]の川崎市。同様に、酢の値段が最も高い都市は192円の山口市、次いで187円の徳島市、182円の福井市の順です。また、最も高い山口市と最も安い川崎市との価格差は76円となっています。

酢の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･500mL、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	125	125	125	8
函館市	149	139	139	20
旭川市	124	124	124	7
青森市	142	147	143	25
盛岡市	147	152	143	25
仙台市	144	144	139	20
八戸市	139	150	160	59
秋田市	127	121	121	5
山形市	147	147	138	18
福島市	155	160	160	59
郡山市	138	139	128	13
水戸市	138	144	171	70
日立市	106	150	150	31
宇都宮市	155	155	155	41
小山市	127	127	127	9
前橋市	128	111	128	13
さいたま市	133	128	139	20
熊谷市	118	118	118	2
川口市	118	118	118	2
所沢市	139	139	139	20
千葉市	133	143	143	25
浦安市	149	159	159	50
東京都区部	140	134	134	17
八王子市	127	105	127	9
立川市	117	118	118	2
府中市	127	127	127	9
横浜市	150	155	155	41
川崎市	133	122	116	1
相模原市	127	105	127	9
新潟市	138	154	154	34
長岡市	149	149	149	29
富山市	160	166	150	31
金沢市	150	155	155	41
福井市	182	182	182	77
甲府市	144	145	123	6
長野市	129	129	129	15
松本市	129	159	159	50
岐阜市	150	155	155	41
静岡市	160	165	165	62
浜松市	149	154	154	34
富士市	138	139	129	15
名古屋市	149	159	159	50
豊橋市		159	159	50
津市	160	165	165	62
松阪市	150	150	150	31
大津市	165	165	165	62
京都市	149	159	159	50
大阪市	161	164	158	49
堺市	159	159	154	34
枚方市	159	159	159	50
東大阪市	149	159	159	50
神戸市	165	159	154	34
姫路市	149	159	159	50
西宮市	160	160	160	59
伊丹市	170	171	171	70
奈良市	149	154	154	34
和歌山市	172	176	149	29
鳥取市	149	159	159	50
松江市	166	171	171	70
岡山市	181	181	181	76
広島市	176	176	176	75
福山市	171	171	171	70
山口市	192	192	192	79
宇部市	170	170	170	67
徳島市	187	187	187	78
高松市	170	170	170	67
松山市	160	165	165	62
今治市	170	170	170	67
高知市	149	165	165	62
福岡市	155	155	155	41
北九州市	155	155	155	41
佐賀市	139	139	139	20
長崎市	155	155	155	41
佐世保市	138	138	138	18
熊本市	155	171	171	70
大分市	155	144	144	28
宮崎市	155	149	155	41
鹿児島市	165	154	154	34
那覇市	160	154	154	34

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。