豆腐の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年11月における豆腐の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.4ポイント上昇し123.1。前月との比較では0.4ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・123.1(2025年11月)
最小値・・・99.4(2020年1月)
平均値・・・109.9
標準偏差・・8.4

2025年11月日本地図でみる都道府県別の豆腐の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1kg]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の豆腐の表のから2025年11月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と豆腐の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の豆腐の値段・価格と2025年11月の安値ランキング

2025年11月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の豆腐の値段・価格[単位:1kg]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は287円。標準偏差は74円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は25.8%。豆腐の変動係数をその他の品目と比較すると、豆腐は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

豆腐の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は19。同様に、下落した都市の数は10、変化のない都市の数は50となりました。
79都市の中で豆腐の値段が最も安い都市のランキング第1位は182円[単位:1kg]の富士市、次いで184円の大分市、187円の豊橋市の順です。同様に、豆腐の値段が最も高い都市は574円の鳥取市、次いで502円の福井市、476円の浜松市の順です。また、最も高い鳥取市と最も安い富士市との価格差は392円となっています。

豆腐の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年11月 2025年10月 2025年11月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1kg、順位]

都市名	2024年11月	2025年10月	2025年11月	ランキング (安値順)
札幌市	338	310	319	59
函館市	282	282	282	47
旭川市	260	260	260	34
青森市	321	314	321	61
盛岡市	335	337	337	65
仙台市	313	315	315	56
八戸市	266	266	266	36
秋田市	335	335	335	64
山形市	273	263	280	45
福島市	328	328	328	63
郡山市	200	200	200	4
水戸市	316	318	337	65
日立市	270	279	279	44
宇都宮市	315	231	231	19
小山市	200	200	200	4
前橋市	217	223	223	14
さいたま市	257	264	256	31
熊谷市	288	259	259	33
川口市	293	274	274	41
所沢市	243	251	251	27
千葉市	279	283	283	48
浦安市	277	281	281	46
東京都区部	280	283	284	49
八王子市	369	340	354	68
立川市	319	326	311	54
府中市	289	302	302	52
横浜市	304	298	301	51
川崎市	301	298	295	50
相模原市	345	426	402	74
新潟市	214	214	205	8
長岡市	197	215	215	9
富山市	389	311	311	54
金沢市	359	373	373	72
福井市	494	502	502	78
甲府市	270	270	270	38
長野市	218	206	222	12
松本市	295	347	368	70
岐阜市	172	193	202	6
静岡市	205	223	229	18
浜松市	461	476	476	77
富士市	201	182	182	1
名古屋市	220	222	222	12
豊橋市		187	187	3
津市	211	227	227	17
松阪市	386	432	457	76
大津市	418	449	449	75
京都市	251	250	276	42
大阪市	252	257	257	32
堺市	273	268	273	40
枚方市	270	265	265	35
東大阪市	245	255	255	30
神戸市	228	250	245	24
姫路市	220	235	223	14
西宮市	259	276	276	42
伊丹市	271	253	253	28
奈良市	244	253	254	29
和歌山市	238	238	238	23
鳥取市	546	560	574	79
松江市	242	248	248	25
岡山市	217	215	215	9
広島市	212	240	226	16
福山市	335	386	362	69
山口市	272	272	272	39
宇部市	293	347	347	67
徳島市	329	356	372	71
高松市	301	320	320	60
松山市	254	293	307	53
今治市	316	315	315	56
高知市	298	308	316	58
福岡市	258	248	248	25
北九州市	225	233	233	21
佐賀市	198	220	220	11
長崎市	259	266	266	36
佐世保市	236	236	236	22
熊本市	189	203	203	7
大分市	231	245	184	2
宮崎市	213	231	231	19
鹿児島市	308	321	321	61
那覇市	368	381	381	73

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。