鶏肉の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における鶏肉の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より10.2ポイント上昇し120.3。前月との比較では1.3ポイント上昇。上がったのは4ケ月連続。

最大値・・・120.3(2025年7月)
最小値・・・98.7(2020年8月)
平均値・・・106.8
標準偏差・・5.85

2025年7月日本地図でみる都道府県別の鶏肉の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の鶏肉の表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と鶏肉の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の鶏肉の値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の鶏肉の値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は156円。標準偏差は16円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は10.3%。鶏肉の変動係数をその他の品目と比較した結果、鶏肉の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

鶏肉の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は36。同様に、下落した都市の数は24、変化のない都市の数は19となりました。
79都市の中で鶏肉の値段が最も安い都市のランキング第1位は123円[単位:100g]の今治市、次いで125円の大津市、132円の川口市の順です。同様に、鶏肉の値段が最も高い都市は223円の松阪市、次いで195円の姫路市、187円の日立市の順です。また、最も高い松阪市と最も安い今治市との価格差は100円となっています。

鶏肉の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	158	163	164	60
函館市	154	181	181	74
旭川市	168	160	175	70
青森市	130	144	144	19
盛岡市	152	160	160	51
仙台市	169	172	176	71
八戸市	144	160	160	51
秋田市	134	139	144	19
山形市	154	160	159	47
福島市	155	155	155	38
郡山市	161	154	146	24
水戸市	138	187	179	73
日立市	163	191	187	77
宇都宮市	179	179	176	71
小山市	141	146	141	15
前橋市	138	136	136	6
さいたま市	135	147	157	41
熊谷市	118	139	139	12
川口市	119	133	132	3
所沢市	157	141	162	56
千葉市	123	133	137	9
浦安市	164	173	182	75
東京都区部	143	155	159	47
八王子市	124	136	136	6
立川市	140	155	159	47
府中市	141	162	168	64
横浜市	132	146	152	35
川崎市	150	164	162	56
相模原市	111	135	149	29
新潟市	160	144	145	23
長岡市	138	146	157	41
富山市	144	149	152	35
金沢市	155	163	153	37
福井市	145	154	148	28
甲府市	128	142	141	15
長野市	128	139	136	6
松本市	117	126	139	12
岐阜市	136	139	138	10
静岡市	154	161	165	61
浜松市	131	131	135	5
富士市	125	135	143	18
名古屋市	139	139	142	17
豊橋市		149	149	29
津市	145	160	160	51
松阪市	200	224	223	79
大津市	125	133	125	2
京都市	152	156	159	47
大阪市	153	163	165	61
堺市	116	149	138	10
枚方市	141	149	155	38
東大阪市	136	162	157	41
神戸市	141	171	169	65
姫路市	190	195	195	78
西宮市	144	149	146	24
伊丹市	152	158	158	46
奈良市	152	160	160	51
和歌山市	157	169	171	67
鳥取市	137	160	160	51
松江市	160	160	170	66
岡山市	160	181	183	76
広島市	126	140	144	19
福山市	155	165	167	63
山口市	156	159	162	56
宇部市	143	149	162	56
徳島市	154	154	157	41
高松市	146	149	149	29
松山市	141	146	149	29
今治市	128	137	123	1
高知市	145	156	156	40
福岡市	128	136	133	4
北九州市	137	172	173	69
佐賀市	161	171	171	67
長崎市	132	140	140	14
佐世保市	130	136	144	19
熊本市	132	147	147	27
大分市	135	152	149	29
宮崎市	138	154	146	24
鹿児島市	135	146	149	29
那覇市	154	160	157	41

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。