鶏肉の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年6月における鶏肉の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より8.6ポイント上昇し119.0。前月との比較では2.4ポイント上昇。上がったのは3ケ月連続。

最大値・・・119(2025年6月)
最小値・・・98.7(2020年8月)
平均値・・・106.6
標準偏差・・5.66

2025年6月日本地図でみる都道府県別の鶏肉の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の鶏肉の表のから2025年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と鶏肉の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の鶏肉の値段・価格と2025年6月の安値ランキング

2025年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の鶏肉の値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は154円。標準偏差は17円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11%。鶏肉の変動係数をその他の品目と比較した結果、鶏肉の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

鶏肉の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は48。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は20となりました。
79都市の中で鶏肉の値段が最も安い都市のランキング第1位は126円[単位:100g]の松本市、次いで131円の浜松市、133円の川口市の順です。同様に、鶏肉の値段が最も高い都市は224円の松阪市、次いで195円の姫路市、191円の日立市の順です。また、最も高い松阪市と最も安い松本市との価格差は98円となっています。

鶏肉の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年6月 2025年5月 2025年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年6月	2025年5月	2025年6月	ランキング (安値順)
札幌市	157	161	163	62
函館市	155	179	181	74
旭川市	154	154	160	50
青森市	146	138	144	22
盛岡市	149	159	160	50
仙台市	167	170	172	70
八戸市	138	146	160	50
秋田市	134	137	139	13
山形市	154	154	160	50
福島市	152	157	155	43
郡山市	154	139	154	39
水戸市	141	178	187	76
日立市	168	180	191	77
宇都宮市	181	175	179	73
小山市	146	146	146	24
前橋市	136	136	136	8
さいたま市	143	150	147	29
熊谷市	128	139	139	13
川口市	122	132	133	3
所沢市	148	148	141	20
千葉市	139	124	133	3
浦安市	164	172	173	72
東京都区部	142	150	155	43
八王子市	127	130	136	8
立川市	129	141	155	43
府中市	133	154	162	60
横浜市	132	142	146	24
川崎市	152	164	164	65
相模原市	117	129	135	6
新潟市	158	143	144	22
長岡市	154	157	146	24
富山市	144	149	149	31
金沢市	156	163	163	62
福井市	145	146	154	39
甲府市	128	131	142	21
長野市	125	141	139	13
松本市	117	128	126	1
岐阜市	135	136	139	13
静岡市	165	165	161	59
浜松市	131	131	131	2
富士市	122	135	135	6
名古屋市	140	140	139	13
豊橋市		124	149	31
津市	145	160	160	50
松阪市	200	221	224	79
大津市	125	119	133	3
京都市	152	150	156	46
大阪市	152	162	163	62
堺市	120	144	149	31
枚方市	144	149	149	31
東大阪市	136	157	162	60
神戸市	164	172	171	68
姫路市	185	195	195	78
西宮市	157	147	149	31
伊丹市	152	150	158	48
奈良市	146	138	160	50
和歌山市	157	168	169	67
鳥取市	153	156	160	50
松江市	160	160	160	50
岡山市	158	162	181	74
広島市	132	139	140	18
福山市	158	160	165	66
山口市	156	159	159	49
宇部市	143	149	149	31
徳島市	154	154	154	39
高松市	146	149	149	31
松山市	141	146	146	24
今治市	136	137	137	12
高知市	146	149	156	46
福岡市	119	135	136	8
北九州市	137	161	172	70
佐賀市	163	172	171	68
長崎市	130	140	140	18
佐世保市	135	136	136	8
熊本市	129	142	147	29
大分市	135	151	152	38
宮崎市	138	146	154	39
鹿児島市	125	149	146	24
那覇市	143	154	160	50

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。