大分県の県民経済計算

1. 県内総生産（名目GDPの県内分）の推移

データ出所

内閣府県民経済計算を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

このグラフは2024年10月15日に内閣府が公表した最新の「2021年度（令和2年度）県民経済計算」（平成27年基準）に基づき作成しています。

2021年度における大分県の県内総生産（名目GDPの県内分）は前年度比5.6%増の4兆6839億円。前年度より増加となったのは3年度ぶり。大分県の県内総生産（名目GDPの県内分）は2011年度以降で当年度が最大。

これは、我が国GDP(名目)の0.81％に相当し、大分県の全国での順位は47都道府県の中で岩手県(同0.81%)に次いで第30番目となっています。5年前の2014年度のシェアは77.85％でしたので、そのシェアは77.03%ポイントほど小さくなっています。シェアの低下は全国33番目です。

(参考表) 大分県の県内総生産(名目、実質、デフレータ)の推移

下表は、大分県のGDPに相当する名目総生産(1～3次産業別)、実質総生産、総生産デフレータの推移のデータです。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

県内総生産(名目) 1次産業(名目) 2次産業(名目) 3次産業(名目) 県内総生産(実質) 県内総生産デフレータ

[単位 : 億円、2011年=100]

年次	県内総生産(名目)	1次産業(名目)	2次産業(名目)	3次産業(名目)	県内総生産(実質)	県内総生産デフレータ
	[億円]	[億円]	[億円]	[億円]	[億円]	[2011年=100]
2011年度	42,138	986	12,530	28,387	44,444	94.81
2012年度	41,690	953	12,736	27,735	44,171	94.38
2013年度	41,780	895	12,373	28,189	44,738	93.39
2014年度	42,287	893	12,557	28,440	44,083	95.93
2015年度	44,361	927	12,852	30,208	44,296	100.15
2016年度	43,636	979	11,777	30,620	43,046	101.37
2017年度	45,405	944	13,233	30,966	44,937	101.04
2018年度	46,594	902	14,411	30,968	46,359	100.51
2019年度	45,622	907	13,497	31,009	45,219	100.89
2020年度	44,580	832	14,006	29,533	43,430	102.65

データ出所:県民経済計算(内閣府)
・「年度」は、当該年の4月から翌年の3月までの期間を意味します。また「年」は1月から12月までの期間を意味します。
・(都内、道内、府内、県内)総生産は、都内、道内、府内、県内のいずれかの域内で生産された総生産を意味する。すなわち、国内総生産(GDP)のその域内分に相当します。
・実質(都内、道内、府内、県内)総生産は、名目(都内、道内、府内、県内)総生産を基準年の価格に評価替えしたものです。
・1～3次産業(名目)は、その域内にある1～3次産業が生み出した名目総生産(付加価値)を意味します。