大田市場の切花_金盞花(キンセンカ)の市況（日報と月報）

1. 金盞花(キンセンカ)の月別平均卸売価格

グラフ大田市場の切花_金盞花(キンセンカ)の市況（日報と月報）金盞花(キンセンカ)の月別平均卸売価格

データ出所

東京都中央卸売市場日報、市場統計情報(月報)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年2月の東京・大田市場における金盞花(キンセンカ)の平均卸価格は1本当たり37円。先月からは21%ほど低下。また昨年の同じ2月と比較すると68%ほど高い。平均卸価格が同じ月の過去2年に対し上回るのは4ケ月連続、昨年または一昨年の同じ季節に比べると、このところかなり高値が続いている。ちなみに、2020年以降の同じ2月では本年が最高を記録。これまでは2022年の35円が最も高くなっていた。

各月の過去5年間(2020年～2024年)の平均値の推移(グラフ中の破線)をみると、卸値は10月のように取引が全くない月が1年の中で3ケ月あるなど、取引のある季節が比較的限られている。2月の卸値は6月の5割ほどの水準。次の2ケ月間は、3月が2月から約84%上昇。4月は一転して3月よりも27%ほど低下している。