設備工事業の建設工事受注高の推移

1. 元請と下請の総計

データ出所

国土交通省建設工事受注動態統計を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月の設備工事業の元請と下請を合算した建設工事の受注額は3兆2334億円。先月からは4.2%減少。また昨年の同じ7月との比較では29.5%多い。同じ月で比べて過去2年に上回るのは5ケ月連続、昨年または一昨年の同じ季節に比べると、このところかなり高い水準が続いている。

各月の過去3年間（最新年次を含めない）の平均値の推移(グラフ中の破線)をみると、設備工事業の元請と下請を合算した建設工事の受注額が最も多いのは3月で最も少ない1月に比べ8割ほど多い。7月は3月の約7割で1年の中では4番目に少ない方。7月から向こう１～2ケ月先の動きをみると、8月～9月の設備工事業の元請と下請を合算した建設工事の受注額は7月よりも増加する傾向にある。具体的には、8月が7月から約8.3%増加。9月は8月よりも12%ほど増加している。

(参考表) 元請と下請の総計

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年 2024年 2025年過去3年平均

[単位 : 億円]

期間	2023年	2024年	2025年	過去3年平均
1月	17,446	17,446	22,277	17,554
2月	23,159	22,701	22,877	21,672
3月	30,758	30,335	32,047	30,952
4月	23,174	27,721	28,094	24,295
5月	21,609	23,451	26,333	21,544
6月	25,478	27,990	33,755	26,381
7月	22,053	24,964	32,334	22,818
8月	25,584	23,775	0	24,709
9月	27,065	27,245	0	27,598
10月	22,912	27,952	0	24,529
11月	24,053	24,848	0	23,541
12月	24,201	27,211	0	24,956