茨城県古河市の男性の死亡原因別の死亡リスク、死亡者数、リスクランキング

グラフ年次古河市(茨城県)の死亡原因の構成と死亡リスク格差(全国比) 古河市男性の全国と比べた死因別死亡リスク格差

データ出所

厚生労働省人口動態保健所・市町村別統計を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

このグラフは2015年～2019年の古河市の男性の死因別死亡率が、全国平均（当地域の各年齢層の死亡率が全国並みであると仮定した場合の男性の死亡率）からどの程度の差があるかをパーセントで示しています。グラフの目盛のゼロは全国平均をあらわし、グラフの棒が右にあるほど、死亡率が全国平均を上回っていることを意味しています。

日本でいわゆる三大生活習慣病といわれている「悪性腫瘍（がん）」「心疾患」「脳血管疾患」についてみると、悪性腫瘍(計)による死亡率は5.2%だけ全国平均を上回っています。つまり全国平均の1.05倍の死亡率の高さです。

同様に心疾患(計)は5.9%ほど全国平均より高く、全国平均の1.06倍。同じく脳血管疾患(計)も41.0%ほど全国平均より高く、全国平均の1.41倍となっています。

また急性心筋梗塞が全国平均の1.61倍の死亡率の高さです。続いて脳梗塞が同様に1.36倍、同じく腎不全が1.35倍、脳内出血が1.33倍、肺炎が1.30倍、心不全が1.17倍、肝疾患が1.16倍、気管がん・気管支がん・肺がんが1.15倍、大腸がんが1.15倍、胃がんが1.11倍となっています。

一方、ここに挙げた死因の中で全国平均を最も下まわったのは肝がん・肝内胆管がんで0割以上低い死亡率となっています。

(参考表) 茨城県古河市男性の全国と比べた死因別リスク、死亡者数、市区町村リスクランキング

人口動態保健所・市町村別統計(厚生労働省)による2015年～2019年の茨城県古河市の男性の死亡原因別の死亡比全国乖離、死亡者数、高リスクランキング(1,734市区町村中の順位)のデータです。ここでの死亡比全国乖離は、標準化死亡比から全国平均の100を引き算したものです。したがって、例えば、プラスの数値になっていれば、全国平均の死亡率から推定される死亡者よりもその割合だけ多いことを意味します。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

死亡者数[人] 死亡比全国乖離[%] 高リスクランキング[位]

[単位 : 人、%、位(1,734市区町村中)]

死亡原因	死亡者数[人]	死亡比全国乖離[%]	高リスクランキング[位]
死亡総数	3,984	12.345	145
悪性腫瘍(がん)の合計	1,260	5.196	416
胃がん	185	11.002	362
大腸がん	169	14.772	190
肝がん・肝内胆管がん	103	-0.526	755
気管がん・気管支がん・肺がん	338	14.990	212
その他のがん	465	-	-
心疾患の合計	519	5.945	663
急性心筋梗塞	184	61.263	231
心不全	167	16.842	455
その他の心疾患	168	-	-
肺炎	414	29.699	150
脳血管疾患の合計	407	40.989	72
脳内出血	129	33.414	149
脳梗塞	216	36.284	134
その他の脳血管疾患	62	-	-
その他の死因の合計	1,384	-	-
肝疾患	71	16.184	230
腎不全	88	35.336	126
老衰	79	-19.898	1141
不慮の事故	126	3.888	996
自殺	79	-10.453	1458
その他	941	-	-

データ出所:人口動態保健所・市町村別統計(厚生労働省)
・死亡者数は2015年～2019年の当該市区町村に住む日本人の合計値。
・標準化死亡比は、当該市区町村の各年齢階層別人口に全国平均の年齢階層別死亡率を乗じて年齢階層ごとの期待死亡数を計算し、その合計人数に対する実際の死亡数を100分率で表したものです。ただし、ここでの標準化死亡比はベイズ推定により計測したもの。
・ベイズ推定により標準化死亡比を計測しているため、死亡者がいなくても計算が可能となっています。間違っているわけではりません。
・標準化死亡率の高低は平均寿命とは何の関係もありませんし、その数値が高くてもその死亡原因で早死にすることを意味しません。