歯磨きの価格の推移

3. 年次指数(全国)

ダウンロード方法

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2024年における歯磨きの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年と同じ108.8。

2024年日本地図でみる都道府県別の歯磨きの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･140g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の歯磨きの表のから2024年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯磨きの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯磨きの値段・価格と2024年の安値ランキング

2024年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の歯磨きの値段・価格[単位:1本･140g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は153円。標準偏差は11円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は8.6%。歯磨きの変動係数をその他の品目と比較したところ、歯磨きは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

歯磨きの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は45。同様に、下落した都市の数は23、変化のない都市の数は13となりました。
2024年において、81都市の中で歯磨きの値段が最も安い都市のランキング第1位は123円[単位:1本･140g]の岡崎市、次いで125円の富士市、128円の熊谷市の順です。同様に、歯磨きの値段が最も高い都市は173円の奈良市。また、最も高い奈良市と最も安い岡崎市との価格差は50円となっています。

歯磨きの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2022年 2023年 2024年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･140g、順位]

都市名	2022年	2023年	2024年	ランキング (安値順)
札幌市	144	157	158	52
函館市	138	155	162	65
旭川市	132	155	156	40
青森市	143	154	160	58
盛岡市	145	151	151	31
仙台市	133	156	156	40
八戸市	139	162	164	73
秋田市	142	158	158	52
山形市	145	145	148	22
福島市	146	145	143	14
郡山市	143	148	156	40
水戸市	136	157	158	52
日立市	147	145	148	22
宇都宮市	139	155	156	40
小山市	140	147	145	15
前橋市	139	147	142	11
さいたま市	129	133	132	4
熊谷市	132	133	128	3
川口市	143	142	145	15
所沢市	150	162	165	76
千葉市	139	149	148	22
佐倉市	136	145	147	20
浦安市	159	162	163	69
東京都区部	141	153	155	36
八王子市	139	141	142	11
立川市	132	149	150	27
府中市	164	158	156	40
横浜市	143	155	157	48
川崎市	133	149	153	33
相模原市	134	138	133	6
横須賀市	131	141	139	8
新潟市	153	152	148	22
長岡市	139	157	155	36
富山市	134	158	162	65
金沢市	158	164	164	73
福井市	144	150	154	34
甲府市	139	161	163	69
長野市	148	147	147	20
松本市	146	167	150	27
岐阜市	139	144	150	27
静岡市	132	134	141	10
浜松市	143	143	154	34
富士市	139	138	125	2
名古屋市	141	140	140	9
岡崎市	140	130	123	1
津市	145	147	137	7
松阪市	148	137	132	4
大津市	157	149	157	48
京都市	144	148	146	18
大阪市	144	148	151	31
堺市	133	157	160	58
枚方市	137	152	155	36
東大阪市	154	160	158	52
神戸市	155	155	156	40
姫路市	153	154	145	15
西宮市	153	159	159	56
伊丹市	137	154	156	40
奈良市	149	171	173	79
和歌山市	174	171	172	78
鳥取市	144	153	155	36
松江市	147	143	146	18
岡山市	154	160	160	58
広島市	167	167	167	77
福山市	164	171	159	56
山口市	162	159	163	69
宇部市	161	159	162	65
徳島市	148	155	160	58
高松市	171	173	173	79
松山市	141	158	157	48
今治市	166	160	161	63
高知市	145	159	161	63
福岡市	157	173	173	79
北九州市	140	155	156	40
佐賀市	140	159	160	58
長崎市	143	160	162	65
佐世保市	155	149	149	26
熊本市	169	167	163	69
大分市	147	144	142	11
宮崎市	132	154	157	48
鹿児島市	140	150	150	27
那覇市	138	162	164	73

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。