歯磨きの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年6月における歯磨きの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.8ポイント低下し108.5。前月との比較では0.5ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・109.8(2023年2月)
最小値・・・97.9(2020年8月)
平均値・・・104.5
標準偏差・・4.1

2025年6月日本地図でみる都道府県別の歯磨きの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･140g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の歯磨きの表のから2025年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯磨きの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯磨きの値段・価格と2025年6月の安値ランキング

2025年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の歯磨きの値段・価格[単位:1本･140g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は153円。標準偏差は12円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.8%。歯磨きの変動係数をその他の品目と比較したところ、歯磨きは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

歯磨きの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は17、変化のない都市の数は55となりました。
79都市の中で歯磨きの値段が最も安い都市のランキング第1位は118円[単位:1本･140g]のさいたま市、次いで129円の山形市、132円の長野市の順です。同様に、歯磨きの値段が最も高い都市は186円の今治市、次いで174円の和歌山市、173円の奈良市の順です。また、最も高い今治市と最も安いさいたま市との価格差は68円となっています。

歯磨きの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年6月 2025年5月 2025年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･140g、順位]

都市名	2024年6月	2025年5月	2025年6月	ランキング (安値順)
札幌市	158	158	158	48
函館市	162	162	162	57
旭川市	156	156	156	40
青森市	164	164	164	62
盛岡市	152	164	164	62
仙台市	155	155	148	27
八戸市	164	164	164	62
秋田市	162	154	145	21
山形市	166	138	129	2
福島市	144	142	133	5
郡山市	156	156	156	40
水戸市	158	158	158	48
日立市	133	147	147	26
宇都宮市	156	156	156	40
小山市	145	141	138	7
前橋市	135	139	146	23
さいたま市	136	118	118	1
熊谷市	135	146	146	23
川口市	145	150	150	29
所沢市	165	165	165	68
千葉市	151	134	134	6
浦安市	162	164	164	62
東京都区部	157	156	153	35
八王子市	144	142	139	13
立川市	150	150	150	29
府中市	157	157	144	18
横浜市	160	158	158	48
川崎市	150	146	143	16
相模原市	141	141	138	7
新潟市	148	169	169	74
長岡市	153	153	153	35
富山市	162	162	154	37
金沢市	164	160	157	46
福井市	157	144	144	18
甲府市	163	163	163	61
長野市	147	138	132	3
松本市	167	143	149	28
岐阜市	143	168	168	73
静岡市	146	138	138	7
浜松市	158	146	146	23
富士市	129	132	132	3
名古屋市	134	137	140	15
豊橋市		143	143	16
津市	141	138	138	7
松阪市	132	138	138	7
大津市	166	166	166	69
京都市	142	138	145	21
大阪市	150	148	144	18
堺市	159	159	159	51
枚方市	151	151	151	33
東大阪市	158	153	155	39
神戸市	151	164	150	29
姫路市	148	151	151	33
西宮市	159	159	159	51
伊丹市	156	156	156	40
奈良市	173	173	173	76
和歌山市	174	174	174	78
鳥取市	154	154	154	37
松江市	146	161	161	55
岡山市	154	155	166	69
広島市	167	167	167	71
福山市	158	161	161	55
山口市	162	178	159	51
宇部市	162	162	162	57
徳島市	156	167	167	71
高松市	173	173	162	57
松山市	153	156	156	40
今治市	163	186	186	79
高知市	161	164	164	62
福岡市	173	173	173	76
北九州市	156	156	156	40
佐賀市	160	160	160	54
長崎市	162	162	162	57
佐世保市	149	139	139	13
熊本市	163	163	169	74
大分市	146	138	138	7
宮崎市	157	157	157	46
鹿児島市	150	150	150	29
那覇市	164	164	164	62

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。