歯磨きの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における歯磨きの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.6ポイント低下し109.1。前月との比較では1.5ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・109.8(2023年2月)
最小値・・・96.9(2019年6月)
平均値・・・102.8
標準偏差・・4.1

下表は地域別(都市別)の歯磨きの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の歯磨きの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の歯磨きの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･140g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の歯磨きの表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯磨きの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯磨きの値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の歯磨きの値段・価格[単位:1本･140g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は154円。標準偏差は11円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.1%。歯磨きの変動係数をその他の品目と比較したところ、歯磨きは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

歯磨きの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は8。同様に、下落した都市の数は5、変化のない都市の数は66となりました。
79都市の中で歯磨きの値段が最も安い都市のランキング第1位は123円[単位:1本･140g]の大分市、次いで132円の熊谷市、135円のさいたま市の順です。同様に、歯磨きの値段が最も高い都市は174円の和歌山市。また、最も高い和歌山市と最も安い大分市との価格差は51円となっています。

歯磨きの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･140g、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	158	158	158	46
函館市	162	162	162	56
旭川市	156	156	156	36
青森市	156	164	164	64
盛岡市	152	149	149	23
仙台市	162	155	155	35
八戸市	164	164	164	64
秋田市	162	154	154	33
山形市	163	138	138	5
福島市	144	141	142	11
郡山市	156	156	156	36
水戸市	158	158	158	46
日立市	146	153	153	30
宇都宮市	156	156	156	36
小山市	154	147	147	20
前橋市	146	146	146	18
さいたま市	132	123	135	3
熊谷市	135	132	132	2
川口市	142	150	150	26
所沢市	165	165	165	70
千葉市	149	142	135	3
浦安市	162	164	164	64
東京都区部	155	156	156	36
八王子市	148	142	142	11
立川市	150	150	150	26
府中市	154	157	157	44
横浜市	160	152	156	36
川崎市	150	150	150	26
相模原市	141	141	141	8
新潟市	148	169	169	74
長岡市	159	153	153	30
富山市	162	162	162	56
金沢市	164	164	164	64
福井市	154	144	144	15
甲府市	163	163	163	61
長野市	147	147	147	20
松本市	156	149	149	23
岐阜市	149	163	163	61
静岡市	144	144	144	15
浜松市	144	160	160	51
富士市	129	141	141	8
名古屋市	150	137	141	8
豊橋市		148	143	14
津市	144	132	138	5
松阪市	138	138	138	5
大津市	148	160	160	51
京都市	148	148	148	22
大阪市	155	147	153	30
堺市	159	159	159	49
枚方市	157	151	142	11
東大阪市	164	164	162	56
神戸市	154	160	154	33
姫路市	148	139	145	17
西宮市	159	159	159	49
伊丹市	156	156	156	36
奈良市	173	173	173	76
和歌山市	174	174	174	79
鳥取市	154	160	160	51
松江市	145	146	146	18
岡山市	160	160	160	51
広島市	167	167	167	71
福山市	171	158	158	46
山口市	159	169	169	74
宇部市	162	162	162	56
徳島市	156	167	167	71
高松市	173	173	173	76
松山市	158	156	156	36
今治市	157	168	168	73
高知市	161	161	164	64
福岡市	173	173	173	76
北九州市	156	156	156	36
佐賀市	160	160	160	51
長崎市	162	162	162	56
佐世保市	149	149	149	23
熊本市	163	163	163	61
大分市	140	123	123	1
宮崎市	157	157	157	44
鹿児島市	150	150	150	26
那覇市	164	164	164	64

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。