歯磨きの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月における歯磨きの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.4ポイント低下し108.9。前月との比較では0.1ポイント上昇。上がったのは4ケ月ぶり。

最大値・・・109.8(2023年2月)
最小値・・・96.9(2019年6月)
平均値・・・102.5
標準偏差・・3.99

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の歯磨きの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の歯磨きの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別の歯磨きの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･140g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の歯磨きの表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯磨きの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯磨きの値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の歯磨きの値段・価格[単位:1本･140g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は154円。標準偏差は11円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.1%。歯磨きの変動係数をその他の品目と比較したところ、歯磨きは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

歯磨きの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は13。同様に、下落した都市の数は10、変化のない都市の数は58となりました。
81都市の中で歯磨きの値段が最も安い都市のランキング第1位は128円[単位:1本･140g]のさいたま市、次いで129円の富士市、132円の岡崎市の順です。同様に、歯磨きの値段が最も高い都市は174円の和歌山市。また、最も高い和歌山市と最も安いさいたま市との価格差は46円となっています。

歯磨きの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･140g、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	158	158	158	49
函館市	162	162	162	60
旭川市	156	156	156	39
青森市	159	164	164	68
盛岡市	152	152	149	26
仙台市	162	155	155	38
八戸市	164	164	164	68
秋田市	162	154	154	35
山形市	160	144	144	15
福島市	144	144	141	11
郡山市	144	156	156	39
水戸市	158	158	158	49
日立市	153	153	153	33
宇都宮市	156	156	156	39
小山市	150	145	145	16
前橋市	152	146	146	20
さいたま市	119	132	128	1
熊谷市	137	135	135	4
川口市	142	141	147	23
所沢市	165	165	165	72
千葉市	153	149	142	13
佐倉市	149	149	149	26
浦安市	162	162	162	60
東京都区部	154	156	156	39
八王子市	142	139	136	6
立川市	153	150	150	30
府中市	161	157	157	45
横浜市	150	157	154	35
川崎市	150	146	158	49
相模原市	141	141	141	11
横須賀市	143	142	136	6
新潟市	147	143	143	14
長岡市	159	153	153	33
富山市	162	162	162	60
金沢市	164	164	164	68
福井市	148	157	157	45
甲府市	163	163	163	64
長野市	147	147	147	23
松本市	186	145	145	16
岐阜市	146	143	149	26
静岡市	135	146	146	20
浜松市	141	166	166	73
富士市	138	129	129	2
名古屋市	140	135	140	10
岡崎市	111	120	132	3
津市	154	132	138	8
松阪市	138	132	138	8
大津市	157	166	166	73
京都市	150	145	145	16
大阪市	148	143	147	23
堺市	159	170	159	54
枚方市	157	151	157	45
東大阪市	164	158	152	32
神戸市	160	151	160	56
姫路市	154	145	145	16
西宮市	159	159	159	54
伊丹市	156	156	156	39
奈良市	173	173	173	78
和歌山市	177	171	174	81
鳥取市	154	154	154	35
松江市	145	146	146	20
岡山市	160	160	160	56
広島市	167	167	167	75
福山市	171	158	158	49
山口市	159	162	169	77
宇部市	162	162	163	64
徳島市	156	167	167	75
高松市	173	173	173	78
松山市	158	158	158	49
今治市	157	163	163	64
高知市	161	161	161	59
福岡市	173	173	173	78
北九州市	156	156	156	39
佐賀市	160	160	160	56
長崎市	162	162	162	60
佐世保市	149	149	149	26
熊本市	163	163	163	64
大分市	146	146	135	4
宮崎市	157	157	157	45
鹿児島市	150	150	150	30
那覇市	164	164	164	68

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。