歯磨きの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年11月における歯磨きの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.0ポイント低下し107.4。前月との比較では1.3ポイント低下。下がったのは4ケ月ぶり。

最大値・・・109.8(2023年2月)
最小値・・・97.9(2020年8月)
平均値・・・104.8
標準偏差・・4.07

2025年11月日本地図でみる都道府県別の歯磨きの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･140g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の歯磨きの表のから2025年11月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯磨きの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯磨きの値段・価格と2025年11月の安値ランキング

2025年11月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の歯磨きの値段・価格[単位:1本･140g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は152円。標準偏差は13円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は8.6%。歯磨きの変動係数をその他の品目と比較したところ、歯磨きは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

歯磨きの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は5。同様に、下落した都市の数は19、変化のない都市の数は55となりました。
79都市の中で歯磨きの値段が最も安い都市のランキング第1位は116円[単位:1本･140g]のさいたま市、次いで122円の富士市、123円の相模原市の順です。同様に、歯磨きの値段が最も高い都市は175円の奈良市、次いで173円の福岡市、171円の和歌山市の順です。また、最も高い奈良市と最も安いさいたま市との価格差は59円となっています。

歯磨きの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年11月 2025年10月 2025年11月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･140g、順位]

都市名	2024年11月	2025年10月	2025年11月	ランキング (安値順)
札幌市	158	158	158	48
函館市	162	162	162	59
旭川市	156	156	156	41
青森市	164	164	164	66
盛岡市	152	152	152	32
仙台市	155	155	155	39
八戸市	164	164	164	66
秋田市	154	154	160	56
山形市	144	150	150	27
福島市	141	142	142	16
郡山市	156	156	158	48
水戸市	158	158	158	48
日立市	147	147	147	23
宇都宮市	156	156	156	41
小山市	143	141	141	13
前橋市	137	146	137	12
さいたま市	130	116	116	1
熊谷市	114	146	128	7
川口市	141	147	141	13
所沢市	165	165	165	71
千葉市	142	135	135	9
浦安市	164	164	164	66
東京都区部	156	152	152	32
八王子市	139	132	132	8
立川市	150	150	150	27
府中市	157	159	150	27
横浜市	152	152	152	32
川崎市	158	146	146	21
相模原市	123	141	123	3
新潟市	157	163	163	64
長岡市	153	153	153	37
富山市	162	154	154	38
金沢市	164	157	157	45
福井市	144	144	144	19
甲府市	163	163	163	64
長野市	147	142	136	10
松本市	140	149	141	13
岐阜市	163	168	162	59
静岡市	137	138	126	5
浜松市	160	149	146	21
富士市	122	141	122	2
名古屋市	138	140	126	5
豊橋市		143	143	17
津市	138	159	159	52
松阪市	141	138	123	3
大津市	163	169	169	75
京都市	147	148	145	20
大阪市	153	149	147	23
堺市	159	159	159	52
枚方市	156	151	151	30
東大阪市	155	164	149	26
神戸市	160	149	157	45
姫路市	142	151	151	30
西宮市	159	159	159	52
伊丹市	156	156	156	41
奈良市	173	173	175	79
和歌山市	171	174	171	77
鳥取市	160	160	160	56
松江市	146	158	158	48
岡山市	166	155	155	39
広島市	167	167	167	72
福山市	149	161	152	32
山口市	169	148	148	25
宇部市	162	162	162	59
徳島市	167	167	167	72
高松市	173	162	162	59
松山市	158	156	156	41
今治市	166	168	168	74
高知市	161	164	164	66
福岡市	173	163	173	78
北九州市	156	159	159	52
佐賀市	160	160	160	56
長崎市	162	162	162	59
佐世保市	149	143	143	17
熊本市	163	169	169	75
大分市	141	152	152	32
宮崎市	157	157	157	45
鹿児島市	150	150	136	10
那覇市	164	164	164	66

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。