歯磨きの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年8月における歯磨きの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.5ポイント低下し108.8。前月との比較では0.2ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・109.8(2023年2月)
最小値・・・96.9(2019年6月)
平均値・・・102
標準偏差・・3.88

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の歯磨きの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の歯磨きの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年8月日本地図でみる都道府県別の歯磨きの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･140g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の歯磨きの表のから2024年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯磨きの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯磨きの値段・価格と2024年8月の安値ランキング

2024年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の歯磨きの値段・価格[単位:1本･140g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は153円。標準偏差は11円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.2%。歯磨きの変動係数をその他の品目と比較したところ、歯磨きは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

歯磨きの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は6。同様に、下落した都市の数は9、変化のない都市の数は66となりました。
81都市の中で歯磨きの値段が最も安い都市のランキング第1位は120円[単位:1本･140g]の岡崎市、次いで129円の富士市、132円のさいたま市の順です。同様に、歯磨きの値段が最も高い都市は173円の奈良市。また、最も高い奈良市と最も安い岡崎市との価格差は53円となっています。

歯磨きの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年8月 2024年7月 2024年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･140g、順位]

都市名	2023年8月	2024年7月	2024年8月	ランキング (安値順)
札幌市	158	158	158	50
函館市	162	162	162	59
旭川市	157	156	156	40
青森市	156	164	164	68
盛岡市	152	152	152	34
仙台市	155	155	155	39
八戸市	164	164	164	68
秋田市	162	154	154	37
山形市	144	144	144	15
福島市	144	144	144	15
郡山市	146	156	156	40
水戸市	158	158	158	50
日立市	153	144	153	35
宇都宮市	156	156	156	40
小山市	145	145	145	17
前橋市	152	146	146	21
さいたま市	141	136	132	3
熊谷市	135	135	135	6
川口市	129	145	141	9
所沢市	165	165	165	72
千葉市	153	153	149	27
佐倉市	149	149	149	27
浦安市	162	162	162	59
東京都区部	154	156	156	40
八王子市	142	139	139	8
立川市	153	150	150	30
府中市	158	157	157	46
横浜市	154	157	157	46
川崎市	150	146	146	21
相模原市	141	141	141	9
横須賀市	143	142	142	11
新潟市	147	143	143	12
長岡市	159	153	153	35
富山市	162	162	162	59
金沢市	164	164	164	68
福井市	141	157	157	46
甲府市	163	163	163	65
長野市	147	147	147	26
松本市	176	145	145	17
岐阜市	146	155	143	12
静岡市	135	146	146	21
浜松市	141	158	166	73
富士市	138	129	129	2
名古屋市	138	131	135	6
岡崎市	132	123	120	1
津市	139	132	132	3
松阪市	138	132	132	3
大津市	144	166	166	73
京都市	157	145	145	17
大阪市	148	153	143	12
堺市	159	159	170	77
枚方市	157	151	151	32
東大阪市	164	158	158	50
神戸市	151	157	151	32
姫路市	154	148	145	17
西宮市	159	159	159	55
伊丹市	156	156	156	40
奈良市	173	173	173	79
和歌山市	171	174	171	78
鳥取市	154	154	154	37
松江市	135	146	146	21
岡山市	154	154	160	56
広島市	167	167	167	75
福山市	171	158	158	50
山口市	159	162	162	59
宇部市	158	162	162	59
徳島市	156	153	167	75
高松市	173	173	173	79
松山市	158	158	158	50
今治市	157	163	163	65
高知市	161	161	161	58
福岡市	173	173	173	79
北九州市	156	156	156	40
佐賀市	160	160	160	56
長崎市	162	162	162	59
佐世保市	145	149	149	27
熊本市	169	163	163	65
大分市	142	146	146	21
宮崎市	157	157	157	46
鹿児島市	150	150	150	30
那覇市	164	164	164	68

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。