歯磨きの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における歯磨きの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.4ポイント低下し109.4。前月との比較では0.3ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・109.8(2023年2月)
最小値・・・96.9(2019年6月)
平均値・・・101.5
標準偏差・・3.38

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の歯磨きの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の歯磨きの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の歯磨きの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･140g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の歯磨きの表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯磨きの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯磨きの値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の歯磨きの値段・価格[単位:1本･140g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は154円。標準偏差は10円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6.5%。歯磨きの変動係数をその他の品目と比較したところ、歯磨きは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

歯磨きの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は11。同様に、下落した都市の数は10、変化のない都市の数は60となりました。
81都市の中で歯磨きの値段が最も安い都市のランキング第1位は123円[単位:1本･140g]の岡崎市、次いで129円の富士市、132円のさいたま市の順です。同様に、歯磨きの値段が最も高い都市は174円の和歌山市。また、最も高い和歌山市と最も安い岡崎市との価格差は51円となっています。

歯磨きの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･140g、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	158	158	158	50
函館市	150	162	162	61
旭川市	157	156	156	39
青森市	159	156	156	39
盛岡市	152	149	152	31
仙台市	157	162	162	61
八戸市	164	164	164	71
秋田市	151	162	162	61
山形市	147	147	163	68
福島市	147	144	144	10
郡山市	153	156	156	39
水戸市	158	158	158	50
日立市	147	153	146	15
宇都宮市	156	156	156	39
小山市	155	154	154	32
前橋市	146	152	146	15
さいたま市	136	130	132	3
熊谷市	138	125	135	4
川口市	141	169	142	9
所沢市	159	165	165	75
千葉市	153	149	149	23
佐倉市	137	138	138	5
浦安市	162	162	162	61
東京都区部	154	156	155	37
八王子市	142	148	148	18
立川市	150	150	150	27
府中市	157	157	154	32
横浜市	161	161	160	57
川崎市	143	150	150	27
相模原市	138	141	141	8
横須賀市	138	149	149	23
新潟市	155	155	148	18
長岡市	154	159	159	53
富山市	159	162	162	61
金沢市	166	164	164	71
福井市	148	154	154	32
甲府市	163	163	163	68
長野市	152	147	147	17
松本市	156	146	156	39
岐阜市	151	149	149	23
静岡市	138	144	144	10
浜松市	152	144	144	10
富士市	146	129	129	2
名古屋市	138	153	150	27
岡崎市	135	114	123	1
津市	147	132	144	10
松阪市	141	126	138	5
大津市	160	173	148	18
京都市	148	148	148	18
大阪市	149	155	155	37
堺市	159	159	159	53
枚方市	156	151	157	47
東大阪市	158	164	164	71
神戸市	155	160	154	32
姫路市	151	127	148	18
西宮市	159	159	159	53
伊丹市	156	156	156	39
奈良市	173	173	173	78
和歌山市	167	174	174	81
鳥取市	154	154	154	32
松江市	148	145	145	14
岡山市	167	160	160	57
広島市	167	167	167	76
福山市	171	171	171	77
山口市	159	159	159	53
宇部市	158	162	162	61
徳島市	154	156	156	39
高松市	173	173	173	78
松山市	158	158	158	50
今治市	163	157	157	47
高知市	156	161	161	60
福岡市	173	173	173	78
北九州市	151	156	156	39
佐賀市	160	160	160	57
長崎市	157	162	162	61
佐世保市	157	149	149	23
熊本市	169	163	163	68
大分市	145	138	140	7
宮崎市	148	157	157	47
鹿児島市	150	150	150	27
那覇市	158	164	164	71

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。