歯磨きの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年8月における歯磨きの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.7ポイント低下し108.1。前月と同水準。

最大値・・・109.8(2023年2月)
最小値・・・97.9(2020年8月)
平均値・・・104.6
標準偏差・・4.08

2025年8月日本地図でみる都道府県別の歯磨きの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･140g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の歯磨きの表のから2025年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯磨きの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯磨きの値段・価格と2025年8月の安値ランキング

2025年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の歯磨きの値段・価格[単位:1本･140g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は153円。標準偏差は13円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は8.5%。歯磨きの変動係数をその他の品目と比較したところ、歯磨きは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

歯磨きの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は14。同様に、下落した都市の数は7、変化のない都市の数は58となりました。
79都市の中で歯磨きの値段が最も安い都市のランキング第1位は116円[単位:1本･140g]のさいたま市、次いで122円の富士市、123円の相模原市の順です。同様に、歯磨きの値段が最も高い都市は186円の今治市。また、最も高い今治市と最も安いさいたま市との価格差は70円となっています。

歯磨きの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年8月 2025年7月 2025年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･140g、順位]

都市名	2024年8月	2025年7月	2025年8月	ランキング (安値順)
札幌市	158	158	158	50
函館市	162	162	162	58
旭川市	156	156	156	42
青森市	164	164	164	63
盛岡市	152	164	146	19
仙台市	155	155	155	40
八戸市	164	164	164	63
秋田市	154	154	154	37
山形市	144	138	138	10
福島市	144	142	139	11
郡山市	156	156	156	42
水戸市	158	158	158	50
日立市	153	153	147	21
宇都宮市	156	156	156	42
小山市	145	129	132	7
前橋市	146	137	137	9
さいたま市	132	116	116	1
熊谷市	135	128	128	4
川口市	141	150	150	27
所沢市	165	165	165	69
千葉市	149	134	135	8
浦安市	162	164	164	63
東京都区部	156	153	153	35
八王子市	139	139	142	14
立川市	150	150	150	27
府中市	157	145	147	21
横浜市	157	152	152	32
川崎市	146	143	146	19
相模原市	141	123	123	3
新潟市	143	169	169	74
長岡市	153	153	153	35
富山市	162	154	154	37
金沢市	164	157	161	57
福井市	157	144	144	18
甲府市	163	163	163	62
長野市	147	138	142	14
松本市	145	139	140	12
岐阜市	143	168	168	73
静岡市	146	129	129	5
浜松市	166	146	149	25
富士市	129	114	122	2
名古屋市	135	135	140	12
豊橋市		143	143	16
津市	132	138	156	42
松阪市	132	129	129	5
大津市	166	166	166	70
京都市	145	148	147	21
大阪市	143	149	149	25
堺市	170	159	159	53
枚方市	151	151	151	30
東大阪市	158	164	164	63
神戸市	151	150	157	48
姫路市	145	151	151	30
西宮市	159	159	159	53
伊丹市	156	156	156	42
奈良市	173	173	173	77
和歌山市	171	171	171	76
鳥取市	154	154	154	37
松江市	146	158	158	50
岡山市	160	166	155	40
広島市	167	167	167	71
福山市	158	161	152	32
山口市	162	159	148	24
宇部市	162	162	162	58
徳島市	167	167	167	71
高松市	173	162	162	58
松山市	158	156	156	42
今治市	163	186	186	79
高知市	161	164	164	63
福岡市	173	173	173	77
北九州市	156	159	159	53
佐賀市	160	160	160	56
長崎市	162	162	162	58
佐世保市	149	139	143	16
熊本市	163	169	169	74
大分市	146	152	152	32
宮崎市	157	157	157	48
鹿児島市	150	150	150	27
那覇市	164	164	164	63

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。