カラオケルーム使用料の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年におけるカラオケルーム使用料の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比5.0%増の108.4。8年連続の増加。1995年以降で当年が最大。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のカラオケルーム使用料の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のカラオケルーム使用料の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別のカラオケルーム使用料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1人]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記のカラオケルーム使用料の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とカラオケルーム使用料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のカラオケルーム使用料の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別のカラオケルーム使用料の値段・価格[単位:1人]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は855円。標準偏差は197円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は23.5%。カラオケルーム使用料の変動係数をその他の品目と比較すると、カラオケルーム使用料は地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

カラオケルーム使用料の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は37。同様に、下落した都市の数は7、変化のない都市の数は3となりました。
2023年において、47都市の中でカラオケルーム使用料の値段が最も安い都市のランキング第1位は520円[単位:1人]の奈良市、次いで524円の鳥取市、550円の秋田市の順です。同様に、カラオケルーム使用料の値段が最も高い都市は1,505円の松山市、次いで1,219円の大阪市、1,216円の神戸市の順です。また、最も高い松山市と最も安い奈良市との価格差は985円となっています。

カラオケルーム使用料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1人、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	697	652	671	7
青森市	893	1,000	1,007	38
盛岡市	639	636	654	6
仙台市	747	729	808	22
秋田市	799	719	550	3
山形市	948	986	1,087	42
福島市	780	789	866	29
水戸市	741	735	697	9
宇都宮市	1,010	981	1,040	40
前橋市	861	870	805	20
さいたま市	919	923	962	36
千葉市	981	979	1,004	37
東京都区部	909	985	1,020	39
横浜市	1,042	1,036	1,147	43
新潟市	767	764	841	23
富山市	834	807	694	8
金沢市	754	768	846	26
福井市	800	816	841	23
甲府市	587	459	760	14
長野市	857	862	890	30
岐阜市	853	867	916	33
静岡市	919	909	902	31
名古屋市	849	896	937	35
津市	725	775	846	26
大津市	616	616	697	9
京都市	748	749	770	17
大阪市	1,031	1,128	1,219	46
神戸市	983	1,027	1,216	45
奈良市	520	520	520	1
和歌山市	899	877	769	15
鳥取市	530	524	524	2
松江市	715	715	715	13
岡山市	563	468	570	4
広島市	1,012	1,019	1,063	41
山口市	762	702	698	11
徳島市	746	760	771	18
高松市	821	839	851	28
松山市	1,275	1,286	1,505	47
高知市	965	1,122	1,147	43
福岡市	723	748	805	20
佐賀市	647	537	617	5
長崎市	911	917	936	34
熊本市	736	766	905	32
大分市	709	747	769	15
宮崎市	719	781	844	25
鹿児島市	746	761	780	19
那覇市	572	660	699	12

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。