カラオケルーム使用料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月におけるカラオケルーム使用料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.6ポイント上昇し116.1。

最大値・・・137.3(2024年12月)
最小値・・・91.1(2018年4月)
平均値・・・103.2
標準偏差・・8.88

下表は地域別(都市別)のカラオケルーム使用料の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のカラオケルーム使用料の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別のカラオケルーム使用料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1人]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のカラオケルーム使用料の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とカラオケルーム使用料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のカラオケルーム使用料の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のカラオケルーム使用料の値段・価格[単位:1人]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は890円。標準偏差は206円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は23.1%。カラオケルーム使用料の変動係数をその他の品目と比較すると、カラオケルーム使用料は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

カラオケルーム使用料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は4。同様に、下落した都市の数は5、変化のない都市の数は38となりました。
47都市の中でカラオケルーム使用料の値段が最も安い都市のランキング第1位は520円[単位:1人]の奈良市、次いで524円の鳥取市、533円の岡山市の順です。同様に、カラオケルーム使用料の値段が最も高い都市は1,400円の山形市、次いで1,327円の松山市、1,315円の横浜市の順です。また、最も高い山形市と最も安い奈良市との価格差は880円となっています。

カラオケルーム使用料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1人、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	675	750	728	11
青森市	1,047	1,067	1,067	39
盛岡市	672	636	636	5
仙台市	802	878	918	29
秋田市	550	615	615	4
山形市	1,340	1,400	1,400	47
福島市	673	673	673	7
水戸市	694	711	711	9
宇都宮市	1,140	1,140	1,140	43
前橋市	807	786	786	16
さいたま市	1,044	1,036	1,036	37
千葉市	1,013	1,013	1,013	36
東京都区部	1,040	1,108	1,108	41
横浜市	1,076	1,371	1,315	45
新潟市	822	893	893	24
富山市	775	775	775	14
金沢市	747	853	853	21
福井市	817	877	950	32
甲府市	800	800	800	18
長野市	1,067	1,067	1,067	39
岐阜市	903	963	963	33
静岡市	873	887	887	23
名古屋市	1,048	882	882	22
津市	837	844	837	20
大津市	704	740	740	13
京都市	771	778	778	15
大阪市	1,209	1,254	1,254	44
神戸市	1,259	1,187	948	31
奈良市	520	520	520	1
和歌山市	873	895	895	25
鳥取市	524	524	524	2
松江市	715	990	990	34
岡山市	533	533	533	3
広島市	1,053	1,066	1,066	38
山口市	699	699	699	8
徳島市	760	787	787	17
高松市	820	820	900	26
松山市	1,400	1,127	1,327	46
高知市	1,181	1,137	1,137	42
福岡市	875	915	915	28
佐賀市	620	640	640	6
長崎市	923	937	937	30
熊本市	855	900	900	26
大分市	767	827	827	19
宮崎市	833	1,007	1,007	35
鹿児島市	783	738	738	12
那覇市	693	767	720	10

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。