フィットネスクラブ使用料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月におけるフィットネスクラブ使用料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.3ポイント上昇し108.2。前月との比較では0.3ポイント上昇。上がったのは3ケ月連続。

最大値・・・108.2(2024年9月)
最小値・・・96.8(2018年4月)
平均値・・・101.3
標準偏差・・3.27

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のフィットネスクラブ使用料の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のフィットネスクラブ使用料の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別のフィットネスクラブ使用料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1か月]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のフィットネスクラブ使用料の表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とフィットネスクラブ使用料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のフィットネスクラブ使用料の値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のフィットネスクラブ使用料の値段・価格[単位:1か月]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は10,683円。標準偏差は1,630円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は15.3%。フィットネスクラブ使用料の変動係数をその他の品目と比較した結果、フィットネスクラブ使用料の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

フィットネスクラブ使用料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は2。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は45となりました。
47都市の中でフィットネスクラブ使用料の値段が最も安い都市のランキング第1位は7,480円[単位:1か月]の山口市、次いで7,865円の札幌市、8,517円の岐阜市の順です。同様に、フィットネスクラブ使用料の値段が最も高い都市は13,915円の水戸市、次いで13,849円の名古屋市、13,475円の神戸市の順です。また、最も高い水戸市と最も安い山口市との価格差は6,435円となっています。

フィットネスクラブ使用料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1か月、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	7,865	7,865	7,865	2
青森市	9,790	9,790	9,790	15
盛岡市	10,340	10,560	10,560	22
仙台市	12,037	12,257	12,257	38
秋田市	8,085	8,525	8,525	4
山形市	9,790	9,790	9,790	15
福島市	10,010	10,010	10,010	19
水戸市	13,915	13,915	13,915	47
宇都宮市	10,670	10,945	10,945	30
前橋市	10,065	10,890	10,890	29
さいたま市	12,760	13,200	13,200	43
千葉市	11,605	11,880	11,880	36
東京都区部	12,408	12,628	12,628	39
横浜市	12,760	12,760	13,035	42
新潟市	11,330	11,330	11,330	33
富山市	11,495	10,835	10,835	27
金沢市	8,580	9,295	9,295	10
福井市	10,615	10,615	10,615	24
甲府市	8,635	8,635	8,635	5
長野市	8,415	8,415	8,690	6
岐阜市	8,517	8,517	8,517	3
静岡市	11,220	11,770	11,770	35
名古屋市	13,354	13,849	13,849	46
津市	10,560	10,560	10,560	22
大津市	9,570	9,570	9,570	14
京都市	10,890	11,330	11,330	33
大阪市	12,430	12,925	12,925	41
神戸市	13,035	13,475	13,475	45
奈良市	11,165	11,165	11,165	31
和歌山市	10,450	10,450	10,450	21
鳥取市	9,185	9,185	9,185	9
松江市	10,285	10,285	10,285	20
岡山市	11,275	11,275	11,275	32
広島市	13,310	13,310	13,310	44
山口市	7,480	7,480	7,480	1
徳島市	11,550	11,880	11,880	36
高松市	9,889	9,889	9,889	17
松山市	8,800	8,800	8,800	7
高知市	10,285	9,350	9,350	11
福岡市	8,910	9,350	9,350	11
佐賀市	9,460	9,460	9,460	13
長崎市	10,890	12,705	12,705	40
熊本市	8,690	8,800	8,800	7
大分市	10,340	10,615	10,615	24
宮崎市	10,835	10,835	10,835	27
鹿児島市	9,675	10,665	10,665	26
那覇市	9,900	9,900	9,900	18

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。