講習料(書道)の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における講習料（書道）の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比1.6%増の103.3。12年連続の増加。2000年以降で当年が最大。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の講習料(書道)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の講習料(書道)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別の講習料(書道)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1か月]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の講習料(書道)の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と講習料(書道)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の講習料(書道)の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の講習料(書道)の値段・価格[単位:1か月]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は3,798円。標準偏差は708円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は18.9%。講習料(書道)の変動係数をその他の品目と比較すると、講習料(書道)は地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

講習料(書道)の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は26。同様に、下落した都市の数は6、変化のない都市の数は15となりました。
2023年において、47都市の中で講習料(書道)の値段が最も安い都市のランキング第1位は2,433円[単位:1か月]の福島市、次いで2,767円の鳥取市、2,792円の福岡市の順です。同様に、講習料(書道)の値段が最も高い都市は5,867円の盛岡市、次いで4,900円の宇都宮市、4,753円の東京都区部の順です。また、最も高い盛岡市と最も安い福島市との価格差は3,434円となっています。

講習料(書道)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1か月、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	3,000	3,000	3,000	8
青森市	3,225	3,267	3,333	15
盛岡市	5,046	5,500	5,867	47
仙台市	4,667	4,667	4,667	44
秋田市	3,256	3,200	3,242	12
山形市	3,317	3,317	3,317	14
福島市	2,433	2,433	2,433	1
水戸市	3,633	3,833	3,833	23
宇都宮市	4,400	4,646	4,900	46
前橋市	3,000	3,000	3,000	8
さいたま市	4,081	4,090	4,271	36
千葉市	3,500	3,500	3,500	16
東京都区部	4,647	4,701	4,753	45
横浜市	4,167	4,167	4,167	33
新潟市	4,093	4,093	4,465	37
富山市	3,944	4,072	4,485	38
金沢市	4,962	4,987	4,599	41
福井市	4,000	4,000	4,070	32
甲府市	4,502	4,550	4,572	40
長野市	3,978	3,943	3,933	28
岐阜市	2,965	2,948	3,000	8
静岡市	4,094	4,030	4,245	34
名古屋市	3,834	3,961	3,909	27
津市	3,729	3,750	3,896	26
大津市	4,255	4,113	4,519	39
京都市	4,680	4,610	4,610	42
大阪市	3,597	3,597	3,707	21
神戸市	3,482	3,531	3,690	20
奈良市	3,888	4,022	4,067	31
和歌山市	2,833	2,833	2,833	4
鳥取市	2,757	2,767	2,767	2
松江市	3,333	3,576	4,625	43
岡山市	3,000	3,000	3,000	8
広島市	4,267	4,331	4,267	35
山口市	3,833	3,833	3,833	23
徳島市	3,417	3,458	3,500	16
高松市	3,500	3,500	3,500	16
松山市	3,259	3,260	3,283	13
高知市	3,870	3,950	4,030	29
福岡市	2,722	2,667	2,792	3
佐賀市	3,958	3,827	4,043	30
長崎市	2,987	2,833	2,833	4
熊本市	3,411	3,667	3,856	25
大分市	2,868	2,903	2,833	4
宮崎市	2,833	2,833	2,958	7
鹿児島市	4,315	4,035	3,817	22
那覇市	3,639	3,653	3,667	19

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。