講習料(英会話)の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における講習料（英会話）の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比0.2%増の99.5。前年より増加となったのは3年ぶり。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の講習料(英会話)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の講習料(英会話)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別の講習料(英会話)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1か月]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の講習料(英会話)の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と講習料(英会話)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の講習料(英会話)の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の講習料(英会話)の値段・価格[単位:1か月]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は11,031円。標準偏差は1,933円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は16.4%。講習料(英会話)の変動係数をその他の品目と比較した結果、講習料(英会話)の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注4)。

講習料(英会話)の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は20。同様に、下落した都市の数は9、変化のない都市の数は18となりました。
2023年において、47都市の中で講習料(英会話)の値段が最も安い都市のランキング第1位は7,792円[単位:1か月]の津市、次いで8,067円の福島市、8,387円の松山市の順です。同様に、講習料(英会話)の値段が最も高い都市は17,875円の岡山市、次いで15,412円の東京都区部、14,717円の神戸市の順です。また、最も高い岡山市と最も安い津市との価格差は10,083円となっています。

講習料(英会話)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1か月、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	12,925	12,238	12,226	35
青森市	11,046	10,679	10,679	25
盛岡市	11,119	11,055	11,532	29
仙台市	9,506	9,496	10,056	18
秋田市	12,186	12,094	12,168	34
山形市	11,413	11,046	11,046	26
福島市	11,575	10,000	8,067	2
水戸市	10,769	10,402	10,402	22
宇都宮市	9,002	8,898	8,898	6
前橋市	9,970	9,941	10,335	21
さいたま市	11,917	11,733	11,761	31
千葉市	12,797	13,210	12,980	43
東京都区部	14,094	15,386	15,412	46
横浜市	13,640	12,907	12,742	42
新潟市	9,570	9,570	9,735	12
富山市	12,190	12,899	13,131	44
金沢市	9,185	8,873	8,873	4
福井市	10,733	10,533	10,133	19
甲府市	9,636	9,670	9,670	10
長野市	9,222	9,130	9,130	8
岐阜市	11,355	11,017	12,478	39
静岡市	10,817	11,038	11,084	28
名古屋市	12,508	12,578	12,578	40
津市	7,883	7,792	7,792	1
大津市	12,475	12,700	12,700	41
京都市	12,151	12,458	12,458	38
大阪市	12,650	12,329	11,917	32
神戸市	14,442	14,626	14,717	45
奈良市	13,423	12,822	12,407	37
和歌山市	11,165	11,211	11,073	27
鳥取市	9,094	9,858	9,858	13
松江市	8,875	8,776	10,010	17
岡山市	13,613	18,012	17,875	47
広島市	11,420	11,328	11,576	30
山口市	10,083	9,992	9,992	14
徳島市	8,983	8,892	8,892	5
高松市	9,817	9,792	9,992	14
松山市	8,250	8,250	8,387	3
高知市	9,052	8,990	8,990	7
福岡市	12,650	12,375	12,375	36
佐賀市	9,472	9,669	9,684	11
長崎市	10,179	10,075	10,275	20
熊本市	10,496	10,038	10,585	24
大分市	9,313	9,175	9,190	9
宮崎市	10,217	10,125	10,484	23
鹿児島市	11,550	9,992	9,992	14
那覇市	12,217	12,125	12,125	33

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。