電池の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年8月における電池の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.7ポイント上昇し117.1。前月との比較では1.1ポイント低下。下がったのは6ケ月ぶり。

最大値・・・118.2(2025年7月)
最小値・・・99(2020年1月)
平均値・・・107.9
標準偏差・・7.15

2025年8月日本地図でみる都道府県別の電池の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1パック]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の電池の表のから2025年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と電池の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の電池の値段・価格と2025年8月の安値ランキング

2025年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の電池の値段・価格[単位:1パック]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は568円。標準偏差は97円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は17.1%。電池の変動係数をその他の品目と比較すると、電池は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

電池の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は0。同様に、下落した都市の数は5、変化のない都市の数は74となりました。
79都市の中で電池の値段が最も安い都市のランキング第1位は305円[単位:1パック]の新潟市。同様に、電池の値段が最も高い都市は767円の函館市。また、最も高い函館市と最も安い新潟市との価格差は462円となっています。

電池の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年8月 2025年7月 2025年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1パック、順位]

都市名	2024年8月	2025年7月	2025年8月	ランキング (安値順)
札幌市	438	438	438	9
函館市	657	767	767	77
旭川市	550	605	605	55
青森市	494	494	494	13
盛岡市	567	578	578	41
仙台市	699	699	699	71
八戸市	767	767	767	77
秋田市	550	550	550	24
山形市	567	578	578	41
福島市	567	578	578	41
郡山市	583	605	605	55
水戸市	567	578	578	41
日立市	448	448	448	10
宇都宮市	567	578	578	41
小山市	560	550	550	24
前橋市	534	545	545	19
さいたま市	565	576	576	40
熊谷市	483	329	329	3
川口市	382	382	382	4
所沢市	550	550	550	24
千葉市	534	585	585	50
浦安市	723	767	767	77
東京都区部	605	627	627	63
八王子市	550	550	550	24
立川市	700	700	700	72
府中市	583	605	605	55
横浜市	474	474	474	12
川崎市	642	653	653	66
相模原市	674	674	674	68
新潟市	305	305	305	1
長岡市	498	498	398	5
富山市	635	608	608	61
金沢市	564	564	564	38
福井市	550	550	550	24
甲府市	712	712	712	73
長野市	630	630	630	65
松本市	602	602	602	52
岐阜市	537	548	548	21
静岡市	678	698	678	69
浜松市	550	550	550	24
富士市	583	605	605	55
名古屋市	534	534	534	17
豊橋市		603	603	53
津市	704	728	728	76
松阪市	550	550	550	24
大津市	444	455	455	11
京都市	509	509	509	15
大阪市	556	595	595	51
堺市	550	550	550	24
枚方市	498	498	398	5
東大阪市	498	498	398	5
神戸市	604	604	604	54
姫路市	498	498	498	14
西宮市	498	498	398	5
伊丹市	550	550	550	24
奈良市	700	717	717	75
和歌山市	541	552	552	36
鳥取市	567	578	578	41
松江市	550	550	550	24
岡山市	549	549	549	22
広島市	550	550	550	24
福山市	624	624	624	62
山口市	567	578	578	41
宇部市	550	550	550	24
徳島市	538	538	538	18
高松市	583	583	583	49
松山市	574	520	520	16
今治市	305	305	305	1
高知市	547	547	547	20
福岡市	623	685	685	70
北九州市	642	653	653	66
佐賀市	583	605	605	55
長崎市	549	560	560	37
佐世保市	693	715	715	74
熊本市	642	628	628	64
大分市	549	549	549	22
宮崎市	567	578	578	41
鹿児島市	564	564	564	38
那覇市	583	605	605	55

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。