電池の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における電池の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.6ポイント上昇し116.8。前月との比較では0.1ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・117.2(2024年11月)
最小値・・・96.8(2018年12月)
平均値・・・104.1
標準偏差・・7.04

下表は地域別(都市別)の電池の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の電池の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の電池の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1パック]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の電池の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と電池の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の電池の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の電池の値段・価格[単位:1パック]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は563円。標準偏差は86円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は15.3%。電池の変動係数をその他の品目と比較した結果、電池の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

電池の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は18。同様に、下落した都市の数は4、変化のない都市の数は57となりました。
79都市の中で電池の値段が最も安い都市のランキング第1位は305円[単位:1パック]の新潟市。同様に、電池の値段が最も高い都市は767円の八戸市。また、最も高い八戸市と最も安い新潟市との価格差は462円となっています。

電池の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1パック、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	438	438	438	6
函館市	657	657	657	70
旭川市	550	550	550	25
青森市	521	494	494	10
盛岡市	550	567	567	43
仙台市	572	699	699	74
八戸市	767	767	767	79
秋田市	550	550	550	25
山形市	567	561	567	43
福島市	567	561	567	43
郡山市	550	572	583	52
水戸市	567	567	567	43
日立市	448	448	448	8
宇都宮市	567	561	567	43
小山市	560	560	560	37
前橋市	527	528	534	16
さいたま市	565	560	565	42
熊谷市	483	329	329	3
川口市	382	382	382	4
所沢市	550	550	550	25
千葉市	534	574	574	50
浦安市	723	723	646	69
東京都区部	565	607	610	62
八王子市	550	550	550	25
立川市	443	700	700	75
府中市	401	572	583	52
横浜市	474	474	474	9
川崎市	513	642	642	66
相模原市	700	713	679	72
新潟市	305	305	305	1
長岡市	498	498	498	11
富山市	635	608	608	61
金沢市	564	564	564	40
福井市	550	550	550	25
甲府市	712	712	712	76
長野市	630	630	630	65
松本市	602	602	602	58
岐阜市	537	531	537	18
静岡市	678	678	678	71
浜松市	550	550	550	25
富士市	550	572	583	52
名古屋市	534	534	534	16
豊橋市		603	603	59
津市	704	717	717	77
松阪市	550	550	550	25
大津市	444	439	444	7
京都市	426	509	509	15
大阪市	557	574	574	50
堺市	567	550	550	25
枚方市	498	498	498	11
東大阪市	498	498	398	5
神戸市	549	604	604	60
姫路市	498	498	498	11
西宮市	550	498	498	11
伊丹市	550	550	550	25
奈良市	717	717	717	77
和歌山市	541	535	541	21
鳥取市	567	561	567	43
松江市	550	550	550	25
岡山市	412	549	549	23
広島市	550	550	550	25
福山市	624	624	624	64
山口市	567	561	567	43
宇部市	550	550	550	25
徳島市	538	538	538	20
高松市	583	583	583	52
松山市	574	574	537	18
今治市	305	305	305	1
高知市	547	547	547	22
福岡市	623	618	623	63
北九州市	642	636	642	66
佐賀市	583	572	583	52
長崎市	549	560	560	37
佐世保市	693	693	693	73
熊本市	642	636	642	66
大分市	566	549	549	23
宮崎市	567	561	561	39
鹿児島市	564	564	564	40
那覇市	583	583	583	52

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。